B&G大内海洋センター市民祭出展 大内B&Gセンターを知ってほしい!ミッションは市民へのセンターのPR
由利本荘市大内B&G海洋センター(秋田県)
由利本荘市大内B&G海洋センターは、大内海洋センターとB&Gの周知、地元の皆さんに防災について楽しく学んでもらうために、10月26日(土)、大内公民館で開催された市民祭に出展しました。
昨年から大内海洋センターの担当をしているレポーターの阿部叶恵さんには悩みがありました。「ぜひ、大内BGに来てください」と周囲に話しても、「大内にBGあるの?」「大内のどさ(どこに)あるの?」「大内にプールなんかないよ」というリアクションが多く見られたからです。
大内地域の市民がたくさん集まるお祭りの情報を耳にした阿部さん、「狭くても!隅のスペースでも!」とねばりにねばって交渉! 大内B&Gセンターを知ってもらうため、今年、初出店にこぎ着けました!内容は、B&G財団概要・大内B&Gの事業紹介・防災カードゲーム体験・ライフジャケット着用体験・今年度PR大賞応募作品の展示です。
9時、市民祭開始、公民館2階スペースで待機。しかし、声をかけてもなかなかお客さんが立ち止まってくれず…。前日準備は数名に応援していただいたが、当日は1人でイベントに臨んでいたため早くも心細くなり「不発に終わるかも」とあきらめモードになりかけます。
しかし、「このままでは帰れない」と作戦変更!
市の職員の方に相談して、子供たちの通りがある、1階通路の子供会さんが使っている一角の空きスペースを使ってもいいとのことで早速、移動。2階でB&G財団の概要と大内海洋センターの展示、1階で防災カードゲームとライフジャケット着用体験を実施することにしました。
場所を移動したところ大成功! 大人から子供までたくさんの方に楽しんでもらえました。
防災カードゲームに親御さんと一緒に参加してくれた幼児に、参加賞として防災バンダナを渡すと、「今すぐやる!」と大喜び、保護者の方に「おうちに帰ってからね」とたしなめられる微笑ましい場面もありました。また、毛布の端をまるめると人を運べる、ということを知って「家に帰ったらやってみよう!」と、目を輝かせている親子も。
防災アイテムを前にした子供たちからは「こういうのは?」「テレビで○○って言ってた!使えそう」とたくさんの意見が飛び交い、ライフジャケット着用体験では、ライフジャケットを初めて見る子供たちも多く、「これなに?」と興味津々でした。
お客さんの流れを見ながら、時々2階の展示コーナーの様子も見に行きました。1階の賑わいの効果か、足を止めてくださる方も増え、声をかけると、「近くにカヌーできる場所があるんですね」「SUP、初めて知りました」と興味をもってもらえた様子でした。
【参加者の感想】
カードゲーム参加者は――「もっとやりたい」「すっごく楽しい!」「子供より大人が夢中になってしまう」
ライフジャケット着用体験者は――「ライフジャケットあたたかいですね」「かっこいい!」
他に「芸能発表の待ち時間を楽しく過ごせました」との声もいただきました。
レポーターの阿部さんは、「予想以上にたくさんの方に楽しんでもらえたと思います。B&Gや大内海洋センターのことを知ってもらえてよかったです!終わり際には声がガラガラになりました。また、初めて市民祭に出展しましたが、皆さんの発想力に驚いたのと同時に勉強になりました。大内教育学習課の皆様には積極的にチラシづくり、幕づくりにご協力いただき、出展の相談にも細かいところまで乗っていただきました。それがなかったらいい出展にはならなかったと思います。本当に感謝しています」とコメント。行動力あふれる阿部さんが力ずくで引き寄せた、実り多き秋でした。
B&Gレポーター 由利本荘市大内B&G海洋センター・阿部 叶恵