改修で快適プール 待ちに待ったオープン 新器材で多世代に魅力アップ 2019年 おおやB&G海洋センタープール開き
養父市おおやB&G海洋センター(兵庫県)
「プールサイドがきれいで滑りにくくなって安心です。トイレもきれいになってうれしい」とプール開き式典に参加した保護者からの声。6月30日(日)午前10時から正午まで兵庫県の養父市おおやB&G海洋センターで、今年のプールオープンイベントを開催しました。2018年度の地域海洋センター修繕事業でシーズンオフに実施したプールなど改修工事の完成を記念するとともに、2019年度活動器材追加・再配備事業で導入したSUP(スタンド・アップ・パドルボード)などの配備器材の活用とPRのために行われました。地元養父市内や隣接する市町から親子連れら51人が参加しました。
改修工事の紹介を兼ねた式典に、養父市のイメージキャラクター「やっぷー」も登場し、子供たちと一緒にシーズンの到来とプールのリニューアルをお祝いしました。昨年秋のプール改修工事で、安心・安全・快適なスポーツ環境が整備され、施設関係者と利用者が一緒になって祝福する機会になりました。新たに導入したマリンスポーツ器材の魅力を体感し、今シーズンの海洋センター利用者の誘致促進と多世代のスポーツ参加を促す機会となるように企画されました。
当日は、これから始まる夏をより安全に楽しく過ごすことができるよう、今年も水辺の安全教室を開講。紙芝居やライフジャケット体験、ペットボトルを使った救助法など親子で学びました。子供たちには不安げな表情ながら初めてのライフジャケットは貴重な体験になったと思います。
また水上運動会として、今シーズンに合わせて導入したSUPや水上スライダーなどを体感できるレクリエーションタイムを取り入れました。ビート板と浮き輪、SUP、カヌーで泳ぎ繋ぐ「浮き浮き!!メドレーリレー」では、子供たちの大きな声援がプール内に響きわたっていました。
参加した児童からは「ライフジャケットでちゃんと浮くことができた。プールが好きで楽しみにしています」、「毎年オープンのときには来ています。今年は去年よりいろんなことができて楽しかった」と喜んでいました。
レポーターの杉本彰洋さんは、当日を振り返り次のように述べました。
九州地方を中心とする大雨による警戒情報が流れるなか、幸い雨の影響もなく、比較的好条件の中で今年のプールシーズンが始まりました。リニューアルされたプールはとても明るく健康的な色合いとなり、プールオープンを待つ子供たちのワクワクした待ちきれない笑顔が印象的でした。
また、今回新たに導入したSUPや水上スライダーは、やはり子供たちの人気の的でした。従来からあるカヌーに加え、これらの器材を活かした教室やイベントを通じて、アウトドアやマリンスポーツの魅力を体感する機会を増やすことで、子供たちがより元気に活動的に育つものと確信しました。
B&Gレポーター 養父市おおやB&G海洋センター・杉本 彰洋