鳥海山をバックに爽やかな汗を流そう!
~山形県酒田市の秋の風物詩「ひらたジョグウォークフェスタ」~
まちレポ【東北版】で10月13日に投稿いただいた、毎年、体育の日に開催されている山形県酒田市の「ひらたジョグウォークフェスタ」の話題。雄大な鳥海山を仰ぎながら、のどかな丘陵コースでジョギングやウォーキングを楽しむ企画が年毎に人気を呼び、今年は幼児から高齢者まで、過去最高となる約250人もの参加者が集まって大いに賑わいました。その後、参加者や運営関係者などの感想が届きましたので、ここに紹介いたします。

元気にスタートする参加者の皆さん。ちょっと雲に隠れていますが、遠くに雄大な鳥海山が控えています
景観を楽しみながら参加者全員が無事ゴール!
温泉施設「アイアイひらた」をスタートし、ジョギングやウォーキングを楽しみながら最長のコースで「酒田市平田B&G海洋センター」艇庫(ヨット、カヌー場)を回ってくる「ひらたジョグウォークフェスタ」。旧平田町時代から始まって今年で30回目を迎え、秋の恒例イベントとして地域にしっかり根付いています。
今年は、過去最高となる約250人の参加者が集まりましたが、人気の秘密はなんといっても高低差約70mの変化に富んだ丘陵地帯を歩き、走りながら眺めることができる、広々とした庄内平野や雄大な鳥海山の景観です。

眼下に広がる庄内平野。移り行く景色に見とれてしまいます

鳥海山をバックにゴールをめざします!
今年は、地域総合型スポーツクラブ「ひらた目ん玉スポーツクラブ」設立10周年事業として、「ひらたジョグウォークフェスタ」の開催前日に、桐蔭横浜大学の櫻井教授によるスポーツ科学についての講演会を実施。「乳酸はエネルギー源でもある」、「プロ選手はプロテインではなく普段の食事で栄養を取り入れるやり方が主流」といった話を通して、スポーツ科学から見た栄養の考え方や、正しいジョギングのフォーム、正しいトレーニング量に関することなどを学びました。
また、イベント当日には酒田市公認キャラクター「もしぇのん」と「あののん」も応援に駆け付け、たくさんの子供たちを元気づけてくれました。

子供たちに囲まれた「もしぇのん」と「あののん」
月に一度の開催でも参加したい!
こうして、今年の「ひらたジョグウォークフェスタ」は参加全員がゴールして無事終了。コースを回ってきた人たちやボランティアでお手伝いしてくれた人たちから、いろいろな感想が寄せられました。
参加者の声
●このイベントが自分の体力のバロメーターになっている。昨年より体力がついたかも知れない。
●コースの見晴らしがよくて気持ちよかった。
●また参加したい。次回も参加したい。月に1度行ってほしいという声が多数あった。

体力のバロメーターになっているという参加者の声もありました
ボランティアの感想
●数年ぶりにお手伝いさせていただいたが、以前より年配の方や県外の方などが増えていて、参加者数に驚いた。
●のどかな雰囲気とさわやかな空間が味わえるとてもいいイベントなので、これからも続いてほしい。

コースの途中に設けられた給水所では地元の中学生が手伝ってくれ、参加者の皆さんに声援を送っていました

ゴールの後は、昼食に庄内風芋煮(豚肉+味噌味)とおにぎりが振舞われました
運営者の声
●これまで30回以上続けてくることができたのも、参加者、ボランティア、スタッフの皆さまのおかげです。
●今回は過去最高のとなる約250人もの参加をいただき、「ひらた目ん玉スポーツクラブ」10周年を盛大に祝うことができました。前日の講演会も大変好評でしたし、イベントも晴天に恵まれとてもよかったです。

盛大に行われた今年の「ひらたジョグウォークフェスタ」。月に一度の開催を望む声もありました