津奈木町のバレーボール人気は高い 「楽しさを知ってほしい」小学生バレーボール大会
津奈木町B&G海洋センター(熊本県)
3月21日(木・祝)午前9時から午後4時まで熊本県の津奈木町B&G海洋センター体育館と津奈木中学校体育館で、第16回津奈木町B&G海洋センター所長杯・小学生バレーボール大会が行われました。水俣芦北地区のバレーボール普及活動の一環で、6年生にとっては小学生最後の大会として、共に汗を流してきた同地区内のバレーボール仲間との親睦と融和を図るために開かれました。6団体9チーム、約80人が参加しました。
試合は6人制(フリーポジション制)で、AパートとBパートに分かれ予選順位からトーナメントの組み合わせを行い、各パートの優勝チームが決まります。
午前9時に開会、大会会長である津奈木町の塩山教育長があいさつしました。その後、選手宣誓を津奈木ジュニア女子チーム主将の末松さんが行い「小学校最後の大会で楽しく元気いっぱいのプレーが見せられるよう全力を尽くします」と述べました。
パートごとの会場に分かれ試合を行いました。Bパートには園児や小学校低学年から構成されたチームも参加し、笑顔で楽しそうにプレーしていました。Aパートの決勝戦では、白熱した試合が繰り広げられ、応援に来ていた保護者からの声援にも力がこもっていました。
閉会式では、大会会長から各パート上位2チームに優勝杯や記念品が手渡されました。その後、参加した6年生全員に卒業を祝って記念品が贈られました。6年生に向けて全体を代表して津奈木ジュニア女子チームの5年生が言葉を贈りました。「最後に6年生と一緒にプレーができてうれしかったです。中学校に行っても頑張ってください」
終了後に感想を聞くとAパートの優勝チーム、津奈木ジュニア女子の主将は「6年生1人でチームを引っ張ってきて大変なこともありました。最後の試合となって寂しい思いもありますが、とても楽しくプレーできました。中学校でも大好きなバレーを頑張ります。このチームで優勝できてうれしいです」と喜んでいました。
レポーターの西平嵩さんは「津奈木町のバレーボール人気は高く、町外に住んでいても町のチームに在籍している選手もいて、チームとしての魅力の高さも伺うことができました。試合では選手たちの真剣な姿と楽しそうにプレーする姿を見ることができ、とても良い大会になったのではないかと思います」とコメントしました。
B&Gレポーター 津奈木町B&G海洋センター・西平 嵩