1秒へのこだわり。子供たちが見せるタイムへの執念! 第3回 水泳記録会
宍粟市千種B&G海洋センター(兵庫県)
「最後まであきらめない、子供たちの根性と頑張りにはいつも驚かされ、感動するんです」と嬉しそうに話すのは、兵庫県にある宍粟市千種B&G海洋センターの春名研リポーター。3月10日に、同センターで幼児と小学生会員を対象に行った、水泳記録会を振り返ると、自然と笑顔があふれすそうです。
宍粟市千種B&G海洋センターでは、プールの利用振興策の一環として、この水泳記録会を定期的に開催しており、今回は今年度3回目になります。幼稚園児と小学校低学年、同高学年の3部門に分け、全16種目で実施。市内の子供たち37人が参加してくれました。
会員でプール教室に通ってくれている子たちは日頃の成果を発揮しがんばっていました。
「最後まであきらめない心が大事です。足をついてもいいから最後まで泳いでください」と最初に声をかけたので、どの子も頑張って泳ぎきりました。親御さんなど付き添いの方たちも暑いプール室の中で大きな声で応援して下さり、非常ににぎわいのあるイベントとなりました。
また、記録会終了後には、コーチと一緒にリレーをして、勝利チームにはお菓子をプレゼントしました。
以下、参加者の感想を紹介します。
・いっぱいメダルもらえて強くなった気分。(園児年長女児)
・いつも泳いでる距離より多く泳いで疲れた。(小1年男子)
・いっぱい泳いで、もうクタクタ。(小1女子)
・去年より記録を更新してうれしい。(小6男子)
・子供があんなに泳げるようになっていて感動しました、ありがとうございます(小1女子の母親30代)
レポーターの春名さんは、「この記録会の運営を通して、子供たちからたくさんのことを学んでいる」と強調しています。「普段、プール教室に通っていて泳ぎに慣れていても、ほとんどの子が緊張するのですが、泳ぎ始めるといつも以上に頑張って、最後まであきらめない心をすごく感じます。また、応援者の声も高らかに響き渡り、場内が一丸となっている雰囲気がたまらなくいいです」と笑顔で語っています。
B&Gレポーター 宍粟市千種B&G海洋センター・春名 研