「3月は雛飾り、4月は入学おめでとう」。幼児らとつくって玄関を華やかに彩る 雛飾り工作教室
高島市高島B&G海洋センター(滋賀県)
館内に季節の彩を添えて、訪れる人たちに癒しの空間を―。滋賀県の高島市高島B&G海洋センターは3月3日、センターのスイミングスクールに通う未就学児向けの工作イベントを行い、幼・園児ら6人とその保護者など12人が参加。春の到来を前に、雛飾りと入学を祝う手作り飾りなどを製作しました。
幼児らがつくってくれた作品は、海洋センター玄関前の掲示版に3月いっぱいは雛飾りを、4月には「入学おめでとう」の文字を加えて華やかに飾りつけます。センター会員の皆様や一般利用の方々にも、一足早い春を感じてもらい、あたたかな気持ちで入退館していただけたらとの思いを込めています。
初の試みとなった今回の工作教室。当初はなかなか人数が集まらず、直前までPR活動を行いました。未就学児を対象としたため、何をすれば飽きずに時間いっぱい楽しんでもらえるのか作業工程や内容をとても悩みました。
イベント当日。初めて見るお友達やスタッフに、子供たちは緊張気味でしたが、一緒に作業を楽しむ中で自然と距離も縮まっていき、楽しく協力しながら幼児ならではの愛らしい雛飾りを作り上げてくれました。
完成した作品を指差し「これは僕が色を塗ったんだよ!」、「ここは私がお手伝いしたよ」と、お母さんに嬉しそうに話す幼児たちの姿は微笑ましいものです。
また、今回の活動がとても楽しかったようで、後日のスイミングスクール時にも工作イベントの話でもちきりでした。「次は何をするの?」「またやりたい」など、早くも次のイベントの計画を考えてくれています(笑)。玄関前に掲示したことにより皆で達成感を共有でき、一般のお客様にも喜んで頂けたことが子供たちの達成感と自信につながったようです。
「初のイベントで不安はありましたが、思っていた以上に子供たちの意欲や集中力は高く、スムーズに作業が進みました。保護者の方々のご協力もあり、素晴らしい作品に仕上げることができました」と、レポーターの谷さんはイベントを振り返ります。「玄関前が華やかになったと、皆様からお褒めの言葉を頂いております。とても好評でしたので、今後は季節ごとに製作し、掲示できればと思っています。」
B&Gレポーター 高島市高島B&G海洋センター・谷 はるか