「春季成人アクア健康まつり・水中大運動会」開催!
13年続く、明和町B&G海洋センター恒例の「お客様感謝デー」
2016年5月15日(日)、群馬県の明和町B&G海洋センターで「春季成人アクア健康まつり・水中運動会」が開催されました。
このイベントは、日頃、水泳教室などで海洋センターを利用している皆さん同士の交流を図ることを目的とした、いわゆる「お客様感謝デー」のようなもの。海洋センター職員の考案によって2003年から続けられており、プールを使ったレクリエーション・ゲームを皆で楽しみます。
今回は、町内外から27名の皆さんが参加し、地元の館林ケーブルテレビも取材に来てくれました。

玉入れ合戦に興じる参加者の皆さん。普段、プールですることのないゲームを思う存分、楽しみます
無料利用券をゲットしよう!
大会当日、参加した皆さんは3チームに分かれ、5種目のゲームをチーム対抗で競いましたが、その賞品に注目です。優勝チームには、なんと海洋センター無料利用券3枚(3回分)が贈られるほか、準優勝チームにも同2枚、3位でも1枚はもらえます。参加費が無料なのに太っ腹な企画です!
「参加される方々は、普段、海洋センターを利用されている皆さんですから、無料券はとても喜ばれます。また、無料券をお渡しすることで海洋センターの利用率も上がることになりますから、私たちスタッフにとっては一石二鳥の効果です」(海洋センター担当者)

参加者は皆、海洋センターに通う人たちだから、無料利用券の人気は絶大です

地元ケーブルテレビも取材に来てくれました
白熱のカクテルリレー!
今回用意された運動会の競技種目は・・・
- トリムレース(25mを1分丁度で泳ぐか歩いた方が勝ち)
- 支度競争(帽子、ゴーグル、ズボン、Tシャツを順に着る競争)
- パドリングリレー(ロングビート板を使ったパドリングリレー4人×25m)
- 玉入れ
- カクテルリレー(第1泳者、ウォーキング、第2泳者バタ足、第3泳者犬かき、第4泳者クロール)
このなかでもっとも白熱したのが、最後に行われたカクテルリレーでした。第3泳者が犬かきで10mほどリードしていたトップのチームが第4泳者のクロールで2番手のチームに追いつかれ、ゴール直前で逆転負けしまったのです。劇的な幕切れに、両チームともしばらく興奮が醒めませんでした。

ロングビート板を使ったパドリングリレーで力泳する参加者。皆、慣れない体の動きに一生懸命挑んでいました
また、支度競争では、ずっとトップを守っていた人が最後に濡れたTシャツを着る際、なかなか着られないで焦ってしまう一幕もありました。

支度競争では、濡れたTシャツを着るのに一苦労!
その後、骨骨体操、トイレ休憩を挟み、水辺の安全教室、カヌー試乗会を実施。半日、目いっぱいのイベントです。競技の途中には、リオ五輪女子競泳400mリレー、400mメドレーリレー出場が決まった、明和町在住の内田美希選手への応援メッセージも収録しました。

水辺の安全教室も実施し、全員でペットボトル浮きも体験しました
■参加者の声
・毎年参加しているけど今年も優勝できなくってとっても悔しい。リベンジしたいので今年もう一回企画してほしい。絶対優勝するんだから・・・。
・いつもプールを利用している方たちと、普段は挨拶くらいしかしていなかったが、この運動会に参加することでじっくりお話ができた。みんなで力を合せて競技ができて楽しかった。ついつい熱くなって大声で応援しました。
■運営者の総評、今後の抱負
水中運動会と水辺の安全教室、カヌー試乗と大きく3つのイベントを半日で行うので、時間が足りない気がした。特に今年は内田選手への応援メッセージ収録が入り、カヌー試乗の時間が少なくなってしまった。プールを半日貸切りにして27人の参加では少ない気がするが(一般開放した方が利用者は多い)、あらかじめ事務局で参加者を3チームに分けて対応した。当日、チーム内で相談し合って出場種目を決めるため、普段、プールの利用者同士で顔は分かるが、名前がわからないという方たちが、お互いにコミュニケーションをとっていたので仲間意識が高まり、「また海洋センターに行きたい」という気持ちになったのではないだろうか。なお、競技種目も毎年同じなので、来年度は見直しをしてもよいのかなと思った。

地元在住の内田美希選手への応援メッセージを収録してイベントを終えました