鬼さん、コチラ!も、スポーツの時代?!スポーツ鬼ごっこ体験会
胎内市中条B&G海洋センター(新潟県)
子供の素朴な遊びの王道である“鬼ごっこ”に、運動の要素を取り入れ現代風にアレンジしたニュースポーツ、「スポーツ鬼ごっこ」の体験会が2月17日、新潟県胎内市の市総合体育館で開かれ、市内近隣から集まった親子連れ15人が参加、新感覚の鬼ごっこで爽やかな汗をかきました。
この体験会は、ニュースポーツの周知と普及を図ろうと同市のスポーツ推進委員が主催したもので、胎内市中条B&G海洋センターの職員らも指導役として協力しました。
スポーツ鬼ごっこは、チームに分かれて、“トレジャー”という名のお宝をゲットするワクワク感満載のゲーム。各チームともお宝を取られないよう、守りを固めながら攻めることが必要になるため、戦略面の要素も重要視される高度な鬼ごっこと言われています。
当日集まった参加者の大半は未就学児~小学校低学年。スタッフによるデモンストレーションを行いながらのルール説明からスタートしました。小さい子供たちが中心だったため、初めはルールを理解しづらかったようですが、やっているうちにだんだん分かってきて、最終的には、即席チームでのゲームが成立するほどになりました。
運動量も激しく特殊なルールであるため、中には飽きてしまう子供もいましたが、後半にはゲームでトレジャーをゲットし、笑顔でチームメートとハイタッチする姿が印象的でした。
競技終了後、子供たちは「疲れたけど楽しかった」、「トレジャーをゲットできて嬉しかった」と、笑顔満開で口々に話してくれました。楽しそうな我が子の顔を見て、親御さんも「良い運動になりました」と満足げな表情でした。
「当日自由参加のイベントということで、どれほどの人が集まるか不安でした」と語るのは、運営に携わったレポーターの諏訪宏樹さん。「参加人数は、それほど多くにはなりませんでしたが、参加してくださった皆さんがニュースポーツを楽しんでいて、盛り上がりも上々でした」と総括し、「今回の体験を通し、スポーツ鬼ごっこが胎内市に広く認知され、市民大会などが開催できるよう努めていきたい」考えです。
B&Gレポーター 胎内市中条B&G海洋センター・諏訪 広樹