自分のチームだけでなく みんなのチームを応援する支え合い
平成30年度NPO法人浜島スポーツクラブ「2019浜島ふれあい綱引き大会」
志摩市浜島B&G海洋センター(三重県)
2月10日(日)午前9時から午後2時半まで志摩市浜島B&G海洋センターで、今年で5回目となる平成30年度NPO法人浜島スポーツクラブ「2019浜島ふれあい綱引き大会」が開かれました。参加は小学生の部3チーム28人と一般の部10チーム97人で、スタッフ22人のほか89人が応援しました。
大会は、綱引きを通じて競技者相互の交流と親睦、青少年の健全育成を図るために開かれています。志摩市に在住、在勤および志摩市内の総合型地域スポーツクラブに所属する方を中心としたチームが参加しました。一般の部は1回目から参加している常連チームも多く、どちらかというと熱くなるのは大人のほうでした。
常連チームは、毎年連勝している強豪チームの連覇を止めることを目標に熱闘を繰り広げ、新規参入チームも、それに続いて決して引けを取らない戦いを見せてくれました。選手、応援席共に、ひとつひとつの試合に全力投球で、会場は歓声や激励の声、そして笑顔であふれ、大変盛り上がりました。
小学生の部は3チームと少なかったものの、地元のスポ少野球団チーム、B&Gで開催しているトレーニング教室チーム、常連のラグビースクールチームとほとんどが顔見知りの中、和気あいあいと楽しく試合に打ち込んでいました。
綱引き大会に初参加した感想を紹介します。
綱引きというと運動会でただ力を込めて綱を引っ張り合うだけの地味な競技だと思っていたので、どんなもんだろうと思っていました。私の想像とは全く違い、常連の試合はすごい迫力で、ついつい大声で応援していました。周りで見ている人たちも、自分のチームだけでなく、全てのチームの応援をして、みんなで支え合っているすごく良い大会でした。
レポーターの芳森泉さんは、課題もあったと述べました。
当初は、なかなか参加チームが集まらず、特に小学生の部は締切日の段階で申し込みが1チームという状況でした。来年から小学生の募集はやめようか…というネガティブな意見も出てしまうほどでした。ふたを開けてみたら、大人も子供も満面の笑顔で綱引きを楽しみ、私たちスタッフも心から楽しめ、やって良かった、来年もまたやろう、という気持ちがムクムクと湧いてきました。
B&Gレポーター 志摩市浜島B&G海洋センター・芳森 泉