冬季に参加者を発掘して ― ダーツの大会ができるよう
ダーツ体験交流大会
豊岡市竹野B&G海洋センター(兵庫県)

全員が試合中、初心者は持ち点301。ダーツの一般的な試合形式は、上手な人は持ち点が高い501、初心者は301で行う。この持ち点を減らして最後は0点で上がり。例えば残り10点として、1回に3投するので1投目に10点なら上がり、5点と5点、1点と2点と7点でも上がる。ただしオーバーしてはだめで、きっちり0点にしなければならない。
「スタッフがレクチャーしますので、初心者の方も大歓迎です」ルール自体はすごく単純なのに、とても奥深いのがダーツの魅力で、年齢性別を問わず楽しめます。12人が参加して、2月9日(土)午後1時から午後4時まで兵庫県の豊岡市竹野B&G海洋センターで、ダーツ体験交流大会が開かれました。グラウンドゴルフ大会、ラージ卓球の日などで海洋センターを利用する“常連”の方から、気軽にダーツを体験スタートすることで、潜在的なニーズを掘り起す――そして参加者増を計って、ダーツ大会に移行できることを目指したい、という狙いで企画されました。
参加者の顔ぶれは、初心者から中級、上級者(ダーツバーのスタッフ)とバラエティーに富んでいました。始まった当初、初心者は遠慮気味で消極的な面も見られましたが、後半は熱心にレクチャーを受け積極的になり、気がつけば終了時間をオーバーしていました
参加したグラウンドゴルフの常連客から「初めての体験だが、グラウンドゴルフより面白いかも、的に当てるのがストレス解消になる」とコメントがあり、主催者の狙いが当たったようです。
レポートした吉谷務さんは「初めての体験交流大会だった。参加した12人のうち初心者は3人。練習の時は熱心とはいえない状況でも、試合形式に移行すると一転、熱が入り楽しんでいた。当日、外は雨で寒い日になり、人数は少なかったが、冬季の利用者数増が狙いでもあり、この時期の開催となった。しかし、少数でも期待以上に盛り上がり、今後の開催は気候のよい時期も考えたい」と構想を巡らせていました。
B&Gレポーター 豊岡市竹野B&G海洋センター・吉谷 務