遠方からのランナーも、おそばとお風呂が温かく迎えます!
第19回常陸太田市 西金砂(にしかなさ)登山マラソン大会
茨城県常陸太田市にランナーが、北は北海道、南は福岡県から791人もエントリー。マラソンで汗をかいた後は常陸そばを堪能でき、会場にある「金砂(かなさ)の湯」が貸切で、家族と一緒に疲れた身体を癒すことができます。肌に良いとされる天然水「西金砂天然水」を使用したお風呂が自慢の地、常陸太田市水府B&G海洋センターの竹林由紀レポーターがお伝えします。
11月18日(日)午前10時から正午時まで、茨城県常陸太田市にある金砂の湯周辺で「第19回常陸太田市西金砂登山マラソン大会」が晴天で行われました。市民の体力向上と地域の活性化、特色のある登山マラソンを開催して遠方からの参加者にも西金砂周辺を知ってほしいと開かれています。
参加者は高校生、一般39歳以下、同40歳代、同50歳代、同60歳代、同70歳以上の男女別で、距離が5キロと14キロで合計24部門で競いました。14キロの部は、常陸秋そば発祥の地「そば街道」で高低差300メートルのコース。紅葉が見頃で走りながら景色も楽しみました。参加賞は地元産コシヒカリと納豆、特別賞として遠方の参加者やベテランランナーには、さらにおいしい地元特産品をお渡ししました。
沿道には子供から高齢者まで登山マラソンの応援手旗を持って駆け付け、ランナーを応援しました。14キロの部で高校生が一般の選手を抑えて2年連続の優勝を飾るなど、若手が活躍しました。一方で最高齢者は81歳で、元気に5キロを完走しました。会場内では、地元団体が野菜や手作りの料理などを販売、とても好評でした。
参加者からは、たくさんの感想が寄せられました。
「参加賞、賞品も地元特産品でうれしい限りです」
「6キロ過ぎてからの急勾配はキツイ! 高低差300メートルはやはりすごいですね」
「地元の方、ボランティアの応援をたくさんもらいました。ゴール後のけんちん蕎麦最高です! ふろふき大根、お汁粉もおいしかったです。すべすべになるお風呂も無料で体が軽くなって帰れました」
「“登山マラソン”の名にふさわしいコースで、上り下りとも素晴らしい山道です。完走後の達成感は格別です」
「手作りのこじんまりとした大会で、いい意味で田舎感が満喫できます」
「沿道の応援も温かく、終始気持ちが良かったです。来年もぜひ参加したい」
また、レポートした竹林由紀さんは次のように述べました。
「19回目となり、伝統となりつつある登山マラソン大会。毎年手伝ってくれる地元の方々が遠方からのランナーを温かく迎えてくれます。ランナーの皆さんも本当に楽しそうに参加して、笑顔がたくさんあってうれしいです。今年もけがや事故もなくほっとしています。来年は第20回の記念大会です。多くの方に参加してもらえるよう特色を生かした大会づくりに関わっていきたい。」
B&Gレポーター 常陸太田市水府B&G海洋センター・竹林 由紀