スポーツに励む高齢者を増やして地域の健康促進へ~しらかば学級卓球教室
東川町B&G海洋センター
北海道の東川町B&G海洋センターで、今年4月5日から来年3月28日まで毎週木曜日、午前9時から午前11時30分まで高齢者の健康促進を目的に「しらかば学級卓球教室」が開かれています。東川町内の高齢者からなる、しらかば学級から集まった30人が参加し、70歳代が多く最高は92歳。その後の状況について現地からレポートが来ました。教室は平成19年にスタートしました。
運動の合間には休憩時間を必ず設け、コミュニケーションの場としても活用されています。大会の参加などは目指さず、自由に楽しく運動することを目指しています。今回、新たに転入で教室に加入されたお二人にインタービューをしました。
新潟県から6月に転入した方は「卓球教室に参加したのは、運動だけの目的ではなく、地域のコミュニケーションの場としてで、友達もたくさんできました」と喜んでいました。稚内市から8月に転入した方は「勝ち負けを目的としない教室の雰囲気に惹かれ参加しました。和気あいあいと楽しく卓球ができるため、継続しやすい」と述べて、自由に楽しむことが好感したようです。
参加者に感想を聞くと「新しいメンバーも増え、コミュニケーションの輪も広がり、楽しく活動ができている」、「競い合うことや、大会を目指したりするわけではないので、運動が苦手でも楽しく活動することができている」、「転入してきた高齢者は同年代の友達も増えるので、参加してよかった」と述べました。
宗原弘周レポーターは、スポーツに励む高齢者の増加に手ごたえ感じ、次のように述べました。
前回取材した時よりも参加人数が増えていました。今回は転入者をメインに取材、二人とも楽しく活動することができていました。その背景にも、楽しくスポーツをするという教室の雰囲気が、新しいメンバーの受け入れにもつながったと感じます。今後も、楽しくスポーツに励む高齢者が増えることで、地域の健康促進も図れると感じました。
しらかば学級卓球教室へは途中入会も可能です。入会資格は、しらかば学級に会員登録するだけと、きわめて簡単。興味のある方は、ぜひ東川町B&G海洋センターまでご連絡ください。
B&Gレポーター 東川町B&G海洋センター・宗原 弘周