スタンプ集めて景品をゲット!子供たちの間でブーム到来!
スタンプラリー in 神岡 ~大仙市神岡B&G海洋センター
「なあ、今日、プールのスタンプラリー行こうぜ!」
「プールでスタンプラリー?!何だ?そりゃ」
「海洋センターのプールでやってんだよ。スタンプ集めたらジュースももらえんだぜ!」
っていう小学生の会話が今年の夏休み、秋田県大仙市のあちこちで交わされた。かどうかは不明ですが…(笑)。
秋田県にある大仙市神岡B&G海洋センターは、7月21日~8月23日の約1カ月間、小学生を対象にプールの利用回数に的を絞ったスタンプラリーを実施しました。
夏休み期間中の利用者拡大を図ろうと、軽い気持ちで立案したこの企画でしたが、ふたを開けてみれば大当たり!友達と競争することやスタンプを集めて景品を狙う小学生の闘争心?に火をつけたようで、子供たちの間でにわかにブームを巻き起こし、期間中のエントリー人数は114人。職員らの予想を大きく上回り、スタンプカードが足りなくなるほどの人気ぶりでした。
スタンプラリーのルールは簡単。受付に設置したスタンプラリーのカードボックスから自分のカードを取り出し、プール利用時に窓口でハンコをもらって、利用回数をカウントしていきます。スタンプ7個で指導者会提供の景品を進呈するというものです。
競争好き、品物好き?の子供たちにとっては、スタンプを集めることが楽しみの一つになったようで、ほぼ毎日利用して4回もプレゼントをゲットしたお友達もいました。ちなみに、景品は350mlの缶ジュースで、いささかささやかではありますが(笑)、合計では59本プレゼントしました。
期間中、足しげくプールに通ってくれた一人の男の子は「スタンプカードを持つことで、海洋センターの会員になったような気分が味わえるし、利用回数が増えたら景品がもらえることが、めっちゃ嬉しかった」と、職員泣かせの感想を述べてくれました。
「スタンプカードは、地元のJAからもらったラジオ体操カードを使っているので材料代はかかっていません」と、レポーターの黒川さんは費用面での努力にも言及。「しかも、当初カードを100枚用意したのですが、足りなくなったため追加までしました(笑)」。しかし、この嬉しい悲鳴によって、「スタンプカードの発行で子どもたちがプールに来る楽しみが増えたことは大きいです。リピーターの確保と利用者増に少しでもつながれば」と、さらなる効果に期待しています。
B&Gレポーター 大仙市神岡B&G海洋センター・黒川 博