2022 年末大感謝祭(養父市おおやB&G海洋センター)
養父市おおやB&G海洋センター(兵庫県)
12月18日(日)、兵庫県の養父市おおやB&G海洋センターにおいて「2022 年末大感謝祭」が開催されました。
平成25年から毎年開催しているもので、年末に、日頃の施設利用者や地域住民への感謝を込めると共に新たな利用者層の拡大を図り、小さな子どもたちにも楽しめるスポーツ体験や創作体験などの多様なメニューを用意しました。
おおやスポーツセンターは海洋センター(体育館、プール)と野球場からなる地域の総合体育施設。体育館と野球場を活用するスポーツ・レクリエーション体験型のイベントです。
年末を迎え、新型コロナウイルスの感染拡大と本格的な寒波襲来が気になる状況下ではありましたが、“密”にならないように親子で一緒に楽しむ遊びの空間づくりに努めました。
外は時々雪が舞う寒い一日でしたが、「寒さや新型コロナウイルスになんか負けないぞ!!」と元気な親子12組、37人が参加し、とても賑やかな一日でした。
今回は、5つのゲームに挑戦する「BGチャレンジ」コーナー、恒例の凧作りと新メニューの福笑いでちょっと早い「お正月」コーナー、体育館の中にキャンプセットを並べた「手ぶらでキャンプ体験」コーナーなど新メニューも取り入れました。
BGチャレンジ
BGチャレンジの24メニューの中から5つのゲームを選んで実施しました。親子で必死に得点を競い合う様子や、予想以上の高得点に自慢顔のお母さん、なかなか満足できない得点に何度も何度もチャレンジする子にあきらめ顔ながらも待ち続けるお父さんたちが印象的でした。
福笑い
お正月気分に浸ろうと、今年初めて「福笑い」コーナーを作りました。1m×1.2mの用紙に描いた大きな顔(輪郭)にいろんな形の髪の毛やまゆ毛、目、鼻、口、ほくろを準備し、子どもたちがそれぞれのパーツを選んで顔をつくっていきます。一緒に来たお父さんやお母さんをモデルにつくる子もいて、出来栄えに苦笑いと満足顔の親子の姿が微笑ましかったです。
手ぶらでキャンプ体験
体育館に大型のテントを張り、寝袋やハンモック、アウトドアチェア、ピザ釜、グリル等人気のキャンプギアを並べました。BGMにはウグイスやヒグラシ、鈴虫といった四季毎の自然の音色を流し、アウトドア感いっぱいのコーナーは親子の憩いの空間となりました。
らくがきしりとり
前回に引き続き大きな用紙に、イラストで表現したしりとりをみんなで楽しみました。「あ」で始まるアジ(魚)をスタートに、ジョウロ→ロープ…とつなげていきますが、今回は用紙を1m×4.5mに拡大したため、なかなか最後の「ん」まででたどり着けませんでした。年明けに開催する「宝さがしと大カルタ大会」や「節分に鬼退治」イベントで引き続き描き込んでいく予定です。
「○○○ん」どんなイラスト・ことばで無事終わるのか、お楽しみは…つづく
この他にも、ストラックアウトや卓球、輪投げ、ボッチャが体験できる「体を動かそうコーナー」や、NHK朝ドラ「舞いあがれ」の人気にあやかって「自分だけのMyだこつくり」コーナーなど様々なメニューで開催しました。
参加者からは、
・なかなか外に出にくい状況ですが、こんな時こそ子どもたちを元気に遊ばせたいとみんなで参加しました。
・昨年の「らくがきしりとり」がとっても楽しかったようで、今年もあることを知って参加しました。
・11月にここ(B&G)であった「ニュースポーツオリンピック」で体験したボッチャが楽しくて、子どもがはまってしまって… 今日は親子対決です。
などの感想をいただき、楽しみにして来られて、満足いただけたようでした。
担当者の感想 杉本 彰洋さん
前回はたいへん多くの家族で賑わい、今年ももっと楽しんでもらえるイベントに!!と意気込んで準備を始めましたが、日が近づくにつれ「寒波」と「新型コロナウイルス」の話題が大きくなり、不安の中での開催となりました。
参加者(家族)数は少々さびしい結果となりましたが、半面、参加者待ちの間にスタッフはBGチャレンジやらくがきしりとり、キャンプ体験、スポーツ体験を十分に楽しむことができました。
親子で一緒に楽しめる冬の体験イベントとして今回で10回目を迎え、すっかり定着していますが、次回こそは新型コロナの心配がない安全・安心な環境で、親子や友だちと一緒に楽しめるイベントになることを願うばかりです。