国際公認レスリングマットで世界をめざせ!
~リオ五輪と同じマットで練習に励む、加茂B&Gレスリングクラブの子供たち~
島根県の雲南市加茂B&G海洋センターを拠点に活動している「加茂B&Gレスリングクラブ」。練習や大会参加の様子を熱心に自分たちのフェイスブックや「まちレポ」に投稿しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
そんな元気いっぱいのクラブから、実にうらやましいニュースが「まちレポ【中国版】」に投稿されたのは7月7日のことでした。なんと、リオ五輪でも使用された世界レスリング連合公認のマットを雲南市が2面購入し、同海洋センターに設置したというのです。日本では、JOC味の素ナショナルオリンピックセンターに次いで2番目の導入になるそうです。
練習に励む子供たちのヤル気も、俄然アップしたのではないかと思いますが、そんな貴重なマットの入手を決めた経緯や今後の展望について、雲南市教育委員会やクラブ代表の原 恵さんにお聞きしまた。

リオ五輪と同じマットで練習に励む子供たち。世界基準なので、ここで国際大会も開催できるそうです
願いは世界で活躍する子供たちの姿!
■まずは、このマットを購入して海洋センターに設置した経緯を、雲南市教育委員会にお聞きしました。
加茂B&Gレスリングクラブは、毎年、全国少年少女レスリング選手権大会をはじめ全国規模の大会に出場しており、これまでに優勝を含め数多くの輝かしい成績を数多く残しています。同クラブが獲得してきたメダルの数は全国トップクラスです。
そこで選手の健闘を称えるとともに、今後ますます同クラブが全国の場で活躍されること、更にはオリンピックをはじめとする国際大会の舞台で活躍されることを願い、今回、国際大会も可能なレスリングマット2面を購入したところです。

国際公認マットで練習に励む子供たち。ぜひ、オリンピックを目指してもらいたいものです
■続いて、クラブ代表の原さんにお聞きしていきます。海洋センターに国際公認のマットが導入されたことで、クラブはどのように変わりましたか。

地方紙の山陰中央新報にも取り上げられました。地元では大きな話題になっています
■国際公認マットの使い心地はいかがですか。
マットの硬さがちょうど良くて動きやすく、子供たちも気持ちを新たにして練習に身が入っています。
●子供たちの感想
・ものすごく動きやすくなった。
・もっと強くなりたいと思った。
・大会で優勝目指してがんばりたいと思った。
・オリンピックに出たいと思った。
●保護者の感想
・練習環境が変わり、子供たちが楽しそうに練習をしているのを見ると、うれしいです。
・世界を見据えて練習をして欲しいです。
幼児から中学生までを対象とした教室を行っていますが、今回の公認マットの導入が上を目指す子供たちにとても大きな活力を与えています。このマットで練習し、オリンピックを目指してがんばって欲しいです。
結果
小学1年生の部 20Kg級 吾郷煌介 優勝
小学1年生の部 21Kg級 松原壮亮 優勝
小学1年生の部 26Kg級 福間 翔 第3位
小学2年生の部 21Kg級 本多祐貴 第3位
小学4年生の部 36Kg級 小野こなみ 優勝 ※4連覇中
今後も、加茂B&Gレスリングクラブの活躍から目が離せそうにありませんね!

全国少年少女レスリング選手権大会では、出場した全員が入賞を果たしました!

新マットはドイツ製! 雲南市に来たドイツのスポーツ少年団ともレスリングで交流しました