プールでカヌーの乗り方、パドル操作を学び、いつか琵琶湖へ
カヌー教室 米原市伊吹B&G海洋センター
2018年7月23日(月)午前9時から午前10時30分
7月23日、米原市伊吹B&G海洋センターでは、プールでカヌーの乗り方やパドルの操作を学び、カヌーへの親しみを持ってもらおうと「カヌー教室」が開かれました。米原市内から小学4年生以上の8人が参加、普段なかなか乗る機会がないカヌー体験を楽しみました。
プールで行うため波はなく、安心してカヌーに乗れます。転覆の練習も、底に足がつくので恐怖心を軽減できます。初めてカヌーに乗る人には、とても練習しやすい環境でした。そして教室の当日は休館日ということもあり、プールは貸切状態で、子供たちも喜んでいました。
今年度は定員を超える申し込みがあり、参加者を2班に分けてカヌー体験と水辺の安全学習を行いました。参加者の大半はカヌーに乗るのが初めてでした。最初はなかなか自分の思った通りに進めませんでしたが、時間が経つにつれて少しずつコントロールできるようになりました。
水辺の安全学習では、水辺で命を守る大切さを考える水辺の安全紙芝居に、真剣に耳を傾けていました。実際にプールでライフジャケットを着て浮遊体験をして、効果を実感することもできました。
参加者から楽しい表情で「とても楽しかった」、「あっという間だった」、「もっとたくさんカヌーに乗りたかった」と話してくれました。一方で「思っているように進めなくて友達にぶつかった」、「まっすぐ進みたいのに曲がってしまう」などカヌーの難しさも語っていました。
辻村真衣レポーターは、カヌーへの関心を持ち続けてほしいと次のように述べました。
今年度は過去最多の参加者があり、とてもにぎやかな雰囲気で教室を実施できました。短い時間でしたが、カヌーに関心を持ってもらえたと思います。今回はプールでしたが、滋賀県には琵琶湖など海洋性レクリエーションを体験できる場所があるので、今日の経験を生かして、また違う機会に自然の中でカヌーを体験してくれたらいいなと思います。
B&Gレポーター 米原市伊吹B&G海洋センター・辻村 真衣