潮に恵まれ約3キロを1時間20分で!平成30年度「海の日」記念 第34回海の子カーニバル遠泳
「海のまち阿久根」の伝統行事を学ぶ
2018年7月16日(月)午前8時30分から午後零時30分
7月16日、阿久根市B&G海洋センター艇庫と阿久根大島で、平成30年度「海の日」記念の第34回海の子カーニバル遠泳を開催しました。参加者は海洋センターが小学2年から6年生を対象に主催している「チャレンジアップスイミング」と広報誌の募集で集まった28人でした。小学3年生から6年生まで26人と中学2年生と3年生の2人。西平良将阿久根市長などが来賓として出席しました。
阿久根市の沖合にある無人島「阿久根大島」にはフェリーで渡り、そこから本土の阿久根市B&G海洋センター艇庫まで約3kmを泳ぎました。「海の日」を記念して、海洋スポーツ・遠泳を通して、海の持つたくましさを身をもって体験し、海に親しみながら心身を鍛え青少年の健全育成を目指し、「海のまち阿久根」の伝統行事を学びました。
6月末に海洋センタープールで泳力テストを行い、その後、B&G艇庫前海岸で6月30日から7月15日まで悪天候で中止もありましたが、毎日練習を行いました。
当日は晴れで、地球温暖化の影響からか、例年よりクラゲが多く、参加児童は泳ぐ前から刺されるのではないかと怯えていました。例年になく潮の流れに恵まれ、昨年2時間10分のところ1時間20分で泳ぎ切りました。
参加者は「泳ぎ始めた時はすごく遠いと思ったが、到着が早く思ったよりも近く感じた」、「クラゲに刺されたが楽しく泳げた」、「練習とするとペースが速い気がして、付いていくのがきつかった。ただ横に指導者の先生がいて心強かった」と述べ、やり遂げて自信もついたようです。
落俊輔レポーターは「悪天候が続き、例年より練習ができない日が多く、不安が大きかった。皆が無事に完泳することができて、一安心だった。子供たちも泳力がある、自信がない、海が怖いなどさまざまで、練習を乗り越えて、泳ぎ切る姿には感動をさせられる」と述べて、練習の大事さをかみしめていました。
B&Gレポーター 阿久根市B&G海洋センター・落 俊輔