“非日常”がたまらない!海のスポーツを満喫!GWイベント「子どもの日わくわくデー」
与論町B&G海洋センター
2018年5月4日・5日(金・土) 午後2時~4時
すでに夏到来の沖縄。レジャーには最高の季節といえるゴールデンウィークを利用して、与論町B&G海洋センターは5月4日と5月日の両日、与論の人たちに海洋性レクリエーションを楽しんでもらうための特別イベント、「こどもの日わくわくデー」を同海洋センターで開催しました。
B&G与論海洋クラブの共催により、バナナボート、ペアカヌーやSUPなど人気の水上スポーツが体験できる貴重な機会とあって、イベントは大人気。地域の子供たちやその保護者らを中心に、4日は子供12人・大人13人、翌5日は子供11人・大人12人と、2日間で延べ50人近くが来場し、“非日常”の楽しいひと時を過ごしました。
今年は、両日とも好天に恵まれ、申し分のないマリンレジャー日和となりました。
初夏のまぶしい日差しを受けながら、与論町B$G海洋センターには、親子連れが続々と到着。受付を済ませた参加者は、ライフジャケットを着用して艇庫に移動し準備を整えました。
いよいよイベント開始。冒頭、当日の内容や海洋クラブの説明をし、水辺の安全教室を行いました。その後、マリン体験では、家族やグループで組み分けを行い、バナナボートで10~15分間海岸線を周回。それぞれの組でローテーションしながら、ペアカヌーで親子でのんびり回遊したり、大きなボードに親子2人が乗れるSUPにも挑戦して手押し相撲を楽しみました。

開始前に危険生物の説明。小さい子供達の参加が多かったので、ライフジャケット着用と効果、海の危険生物の説明を行いました。サンゴ礁にも見かける、オニヒトデ、ガンカゼ、ミノカサゴ、浜辺にも打ちあがるカツオノエボシなど、生物特徴や生息場所を説明している様子です
日常生活から抜け出し、はしゃいだり、笑ったりしながら水上スポーツを思いっきり楽しむ姿は、大人も子供もまるで「海の世界」に舞い込んだようでした。最初は、少し心配したり怖がっていた子供も、活動が終わる頃には笑顔があふれていました。
参加者した小学生の一人は、「ペアカヌーを漕いでいたらウミガメに遭遇できた。カメの泳ぐスピードが速くて追いつけなかったー」と興奮気味に話してくれました。一方、「子供と一緒に満喫した良い休暇の一日でした」とは親の感想。「与論でも、なかなかバナナボートに乗ることができないので、またこのようなイベントを楽しみにしています」などそれぞれ、イベントを満喫した様子でした。
毎年、GWに与論の子供達に海を楽しんでいただこうと始めたこのイベント。レポーターは、「継続して行ってきたことで、認識されてきたと感じています。子どものクラブ会員も徐々に増えています」と成果を強調しています。さらに「子供の日わくわくデーは、海洋センターの活性化だけでなく、海洋クラブ入会につながる事業としての位置付けも大きく、今後も充実した内容にできるよう努めたいです」と力を込めています。
B&Gレポーター 与論町B&G海洋センター・行野 豊二