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学校終わればここへ直行!スポーツの基本を学べる教室「 放課後にこにこスポーツ塾」


大船渡市三陸B&G海洋センター

2018年4月12日(木)~2019年3月28日(木)

月2回(第2・第4)木曜日・放課後に開催

 

整列!あいさつをしてから始まります。

整列!あいさつをしてから始まります。

 

「スポーツは嫌いじゃないけど、どうも苦手で・・・」、と敬遠しがちな子供たちは案外多いもの。そんな子供たちの運動能力を高めて、スポーツ好きにする教室「放課後にこにこスポーツ塾」が4月12日、岩手県の大船渡市三陸B&G海洋センターで開講しました。

 

ボール競技や徒競走、マット運動など各種スポーツの基本を指導員が丁寧に指導し、運動能力の向上につなげるもので、地元の小学生を対象に、毎月2回開催し、来年3月までの1年間で計24回のカリキュラムを実施していきます。すでに20人が“通塾”していますが、途中からの入会も可能で、センターでは引き続き参加者を募集しています。

 

昨今、子供たちの運動能力の低下が指摘されていますが、将来にわたって強い体を維持するためにも、日常的に体を動かすことは何より重要です。また、スポーツが不得意とか運動する機会が少ないなど苦手意識の高い子供や、逆に運動が大好きな子供たちにも、運動することの楽しさを感じてもらい、同時にスキルもアップしてもらおうと、大船渡市三陸B&G海洋センターでは、毎年、小学生を対象に、この企画を実施しています。

 

またスポーツに関して今の子供たちは、特定の競技に集中してしまいがちですが、心身ともに成長過程にある小学生の年代では、「一つのスポーツだけを行うのは、運動能力向上を目指す上ではもったいない」というのがスポーツ専門家の大方の見方です。こうした観点から、「放課後にこにこスポーツ塾」では、遊びを通じて、子供たちが将来どんなスポーツでも対応できるような体の動きづくりを楽しく習得してもらうことを、目的の中心に据えています。

 

手をつなぎ、ボールを使った「だるまさんがころんだ」に挑戦する子供たち

手をつなぎ、ボールを使った「だるまさんがころんだ」

 

今年度初回の4月12日は、小学1~6年生まで20人が参加しました。子供たちからコーチへのあいさつで始まり、体育館のフロア外周を走って、準備運動をしてからスタート。トレーニングではボールを使ったゲームや体操などそれぞれの持ち場でスポーツにトライしました。最後もやはりコーチへのあいさつで絞め。「あいさつは一番といっていいほど大事だと思いますので、必ず行うようにしています」と、レポーターの新沼さん。

 

一年を通して教室に通うことで、身体的にも精神的にも子供たちの成長は目覚ましく、運動能力も確実に向上しています。以前、雪合戦をした際に、負けて悔しくて泣いてしまった子がいましたが、「負けて悔しい」、「勝ってうれしい」という“情熱”はとても大事なので、「そういう気持ちはどんどん出してほしい」と、指導員でもある新沼さんは言います。

 

また、指導者らが常に心掛けているのは「褒めることと、どんな種目でも答えはすぐに教えない」の2点だといいます。「ヒントは与えますが、答えを出すのは子供たち。その答えが正解でも不正解でも構いません。子供たちが自分で考えることが大切なのです。それが自主性を養うことにつながるからであす」。しっかり考えたことに対して指導者は褒め、子供たちには、どうやればうまくいくか試行錯誤を求めます。「来年の3月には、(入会時の)4月の自分よりも何倍も成長をしていることと思います」。

 

向かい合って、ボールを落とさずパスする練習をする子供たち

向かい合って、ボールを落とさずパスしましょう。

 

教室は定員に達していますが、若干の余裕があるため、追加の参加も受け入れています。興味のある方は、大船渡市三陸B&G海洋センターまで。

 

B&Gレポーター 大船渡市三陸B&G海洋センター・新沼 真介


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