最大モットーは楽しく自由に!得点数えず高齢者の健康促進~しらかば学級卓球教室
休憩時間は大切なコミュニティの場にも!
東川町B&G海洋センター体育館
2018年4月5日(木)〜2019年3月28日(木)午前9時から午前11時30分
北海道の東川町B&G海洋センターで、4月5日から来年3月28日まで毎週木曜日の週1回ペースで、高齢者の健康促進を目的に「しらかば学級卓球教室」が開かれています。東川町内の高齢者からなる、しらかば学級から集まった30人が参加。
しらかば学級卓球教室は平成19年にスタートし、しらかば学級に通う方々で形成されたサークルで、年間50回の活動を行っています。
運動の合間には休憩時間を必ず設け、コミュニケーションの場としても活用されています。大会の参加などは目指さず、自由に楽しく運動することを目的としています。参加者は70歳代が多く、最高は92歳という。
午前9時に集合し、全員で必ず体操をしてから卓球を開始。午前10時には一度休憩を取り、全員でお茶を飲みながら談笑。休憩の時間が高齢者にとっては大切なコミュニティの場であり、楽しみの方が多くいます。
楽しく自由に、が最大のモットーであるため、得点を数えたりすることはありません。全員と打ち合えるようにタイマーで時間を決め、相手を交代しながら行っています。
参加者からは「しらかば学級卓球教室に入ってから卓球を始めたが、自由に楽しく、自分のペースで運動を行うことができるため、活動が継続できている」、「途中の休憩時間が楽しみのひとつでもあり、みんなでお茶を飲みながら談笑することが楽しい」、「競い合うことや、大会を目指したりするわけではないので、運動が苦手でも楽しく活動することができている」と述べ、それぞれの楽しみ方をしているようです。
レポーターの宗原弘周さんは次のように評価しています。
「高齢者の方々のサークルだが、参加者はとても元気な印象を受けた。生き生きと楽しそうに取り組む姿はスポーツの原点であるように感じた。高齢者の健康促進だけではなく、重要な地域のコミュニティの場であるとも感じた。また、室内での活動なので天候に左右されず、継続して運動が行える点も高齢者の健康の促進につながる。」
B&Gレポーター 東川町B&G海洋センター・宗原 弘周