さわやかな高原の風を受け、2,400人がオリンピックコースを快走!
~「第19回白馬スノーハープクロスカントリー大会」開催~
まちレポ【中部版】6月9日付けで、【オリンピックコースを走ろう(^^)/】「第19回白馬スノーハープクロスカントリー大会」のご案内を投稿いただきましたが、7月23日(土)・24日(日)に実施された際の報告が届きましたのでご紹介いたします。
ゲレンデは、長野冬季五輪クロスカントリーコース!
毎年、小学生から90 代まで延べ2,000 名を超える参加者でにぎわう、白馬の初夏を飾る一大イベント「第19回白馬スノーハープクロスカントリー大会」が7月23日(土)・24日(日)、長野県白馬村で開催されました。クロスカントリー大会としては日本でも有数の規模に発展しており、長野県で唯一のクロスカントリー大会および、駅伝種目を行う大会として重要な役割を担っています。
大会会場の白馬クロスカントリー競技場「スノーハープ」は、1998 年長野冬季オリンピック・パラリンピック、2005 年スペシャルオリンピックス冬季大会のクロスカントリースキー競技が行われたところです。そんな名所を村内外の多くの人々に利用してもらおうという願いから生まれた白馬スノーハープクロスカントリー大会。スキー以外でも十分に楽しめる夏の中心的な観光施設になることを願い、会場のある神城地区の観光協会、区長、旅館業組合、陸上競技協会、婦人会等の有志が実行委員会を組織し、長野オリンピック直後の平成10年7月に第1回大会が開催されました(当初の名称は「白馬スノーハープグリーンヒル大会」)。
「オリンピックコースを走ろう!」が合言葉
第5回大会からは現在の「白馬スノーハープクロスカントリー大会」に改名されて事務局の実務を村の教育委員会、体協が中心となって行うようになり、第6回大会では新時計計算システムの導入や駅伝種目にファイヤーマンの部(消防士が対象)を加えるなど種目の見直しを実施。その結果、参加者が初めて1,000人を超え、前年比1.8倍となる1,700人弱の大幅増となり、続く第7回大会では参加選手が延べ1,900人を超える規模の大会となって宿泊先が全村に広がっていきました。
その後は、第17 回に駅伝高校生の部を試験的に行い、第18 回ではペア種目を実施するなど、多くの方が参加できる大会にするべく種目の見直しを常に行っており、ここ数年は参加者が2,000人を超える規模で推移。年々、「オリンピックコースを走ろう」の合言葉のもと、白馬の豊かな自然を利用した特色ある大会として発展しつつあります。
今年の第19回大会は2日間とも晴天に恵まれ、選手延べ2,400 名、観客延べ600 名、競技役員延べ500 名が白馬村に集まって盛大な催しになりました。当日は、元五輪選手のゲストがトーク&クリニックを実施したほか、選手の皆さんには白馬村特産品がふるまわれたり、村内施設の割引券が用意されたりするなど、さまざまな参加特典が用意されました。
■参加者の感想
「コースは大変だけど楽しい」(参加者/小学生男の子)
「オリンピックが行われた場所を使用しての大会で、当時を知らない子供にオリンピックを感じさせることができると思い参加させています。夏のさわやかな時期で、とても良いです」(観客/小学生保護者)
「毎年参加させてもらっています。アップダウンが激しく、とても練習になるコースで、大好きな大会です。これからも、もっともっと盛り上がった大会になってほしいです」(参加者/30 代女性)
「子供から年配までみんなが頑張って走って、大会の盛り上げもスタッフみんなが頑張っていて楽しい大会。来年も楽しみです」(参加者/50 代男性)
■主催者(運営者)の感想
2 日とも晴天に恵まれ、非常に活気あふれる大会となりました。ご参加いただいた皆様、並びに大会にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
今年は参加者からのご意見を参考に12km部門を新設致しました。その結果、多くのご参加とご好評をいただき、準備する側としてこれからの活力になっています。
■今後の抱負
今大会でいただいた皆様からの感想や反省を活かし、大会がより良いものとなるよう、また準備を進めて参ります。第40 回、第50 回大会と長く続くよう、また参加選手も3,000 名、4,000 名と増えるよう精進して参りますが、まずは、節目である次回の第20 回大会で参加者の皆様にご満足いただけることを目指して活動いたします。