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守ろう!みやこの美しい海、新設ダムにいのちの森を!海を守る植樹教育事業「みやこ町B&G植樹祭」


みやこ町B&G豊津海洋クラブ

2018年3月18日(日)午前9時30分から正午

 

今年完成した伊良原ダム まだ半分も水は溜まっていません。

今年完成した伊良原ダム まだ半分も水は溜まっていません。

親子で植樹する様子。幼稚園の子供たちも数人参加してくれました。

親子で植樹 幼稚園の子供たちも数人参加してくれました。

 

福岡県・みやこ町に建設された県営伊良原ダムの完成記念イベント「ダム祭り」に合わせて3月18日、みやこ町B&G豊津海洋クラブ(みやこ町スポネットTOYOTSU)は、海を守る植樹教育事業の一環として、伊良原ダム湖周辺に植樹を行う「みやこ町B&G植樹祭」を実施しました。

 

町の新たな資源となる伊良原ダムの湖畔に樹木を根付かせることで、緑豊かな森の再生を目指そうと、豊津海洋クラブの自主事業として取り組んだもので、クラブ員の小学生とその保護者や地域の高齢者ら計65人が参加し、地元で育苗したドングリの木など220本を植樹しました。

 

豊津海洋クラブの原田正文会長

豊津海洋クラブの原田正文会長

朝倉市甘木海洋センター 古賀博隆さん築上町海洋センター植樹リーダーの速水雄多さんにも、助っ人でご参加いただきました。

朝倉市甘木海洋センターの古賀博隆さん、築上町海洋センター植樹リーダーの速水雄多さんにも、助っ人でご参加いただきました。

 

豊津海洋クラブの植樹教育は、2015年10月に着手した育苗事業からスタートしました。一般募集の海洋クラブ員(スポネット員)と祓郷小学校1年生および保育所の協力を得て、地域の3か所の神社でドングリ拾いを開始。次いで、祓郷小学校ではドングリを蒔き、ポットに植え替えて、ドングリ工作なども行いました。その後、豊津B&G海洋センター、祓郷小学校、スタッフの自宅などで着々と育苗を続けてきました。

 

過去3年間のこうした取り組みの一区切りとして、今年3月18日(日)に開催された伊良原ダム完成を祝う「ダム祭り」イベントに合わせて、海を守る植樹事業として植樹祭を実施したものです。現地では、ダム建設で整備した公園内70㎡に、地元で育苗した180本のドングリ苗と購入した低木40本を植樹しました。

 

木チップを藁の上に敷きました。祓郷小学校3年生の大河君が参加してくれました。兄弟親子の参加でした。

木チップを藁の上に敷きました。祓郷小学校3年生の大河君が参加してくれました。兄弟親子の参加でした。

 

植樹祭では冒頭、豊津海洋クラブの原田正文会長があいさつ。当日は、地元スタッフに加え、隣町の築城町から植樹リーダーの速水雄多さん、朝倉市甘木海洋センターの古賀博隆さんなど、近隣の関係者にも指導に加わっていただきました。好天に恵まれた青空の下、作業では、海洋クラブ員(スポネットTOYOSU)の小学生と保護者36名のほか、豊津地区にある「緑ヶ丘いきいきサロン」の高齢者19名の方々の手を借り、“宮脇方式”と呼ばれる専門的な植樹方法で、苗木を一本一本、丁寧に植え付けていきました。

 

植樹終了後は、イベントブースで食事をして、伊良原ダムを散策する「ダム一周ウォーク」にも参加しました。

 

「いのちの森」と名付けた看板を設置し完成です。購入した低木が大きすぎて、今は高木が低木です

「いのちの森」と名付けた看板を設置し完成です。購入した低木が大きすぎて、今は高木が低木です

 

参加者からは、「祓郷小学校1年生の時に参加した子供は、拾ったドングリを育てて、今日植えるのはとてもうれしい。すくすくと育って欲しい」「天気も良く、ダム祭りと併せて楽しめた」など多くの感想が寄せられ、親子で楽しむ姿が印象的でした。一方で、「B&G財団がこのような事業をやっているとは知らなかった」と驚きの声も上がっていました。

 

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

参加者の方々近影。ご協力ありがとうございました。

参加者の皆さん。ご協力ありがとうございました。

 

レポーターは、「3年間の育苗事業で、植樹祭が無事開催できたことに、参加者はもとより、協力いただいたスタッフ、学校関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」と感動を新たにしています。植樹の内容については「宮脇方式による植樹は、あまり知られていないようで、『大きくなったら植え替えるの?』と質問され、『多くの種類を密植させることで、苗木同士が競争しながら育ち強い樹木が生き残り安定した森ができるのですよ』と答えるとびっくりしていました。山に植樹することが、豊かな海を育てることや世界の環境問題に貢献できることも植樹手帳で説明でき、参加した皆さんにはこの事業の目的をご理解いただけたと思っています」と述べています。

 

B&Gレポーター みやこ町B&G豊津海洋クラブ・進 友雄


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