小学生43人全員が身を乗り出して夢中!自然体験事業「ネイチャー」イルカウォッチング
島原湾の入り口付近 2018年2月17日(土)午前10時から正午
野生のイルカを直に見る。長崎県の島原半島にある、南島原市西有家B&G海洋センター、加津佐B&G海洋センター、南島原市教育委員会スポーツ振興課が行っている、自然体験事業「ネイチャー」の2月行事、イルカウォッチングが2月17日に行われました。
南島原市の小学生43人と保護者4人が参加し、身近に見ている海の生態に感動しました。
参加者は午前10時に南島原市口之津町にあるイルカウォッチングができる、口之津観光船企業組合に集合。全員がライフジャケットを着用して、午前10時10分に出港しました。船が約50分走ったところでイルカの群れにたどり着くことができました。
難なくイルカに遭遇したのではありません。実は、別の漁船がイルカの群れをあらかじめ目視で捜索、群れを探し当ててくれていました。それがないと出会えないこともあるようで、なんと遭遇率は90パーセント以上とのことです。
エサやりは禁止ということで、子供たちも大人も思い思いにイルカを眺めたり写真を撮り続けたりしました。特に子供たちは全員が身を乗り出してイルカに夢中、本当に楽しそうでした。20分くらいの間、イルカの群れを堪能したところで、船は港に帰るため反転しました。
参加者は「野生のイルカが近くで見られてよかった」、「イルカすごかった」、「イルカに会えてよかった」と感動していました。その一方で、船が苦手なのか「行き帰りの時間が長くてヒマだった」との感想もありました。
この行事は、子供たちの健やかな成長を願い、南島原市の自然に触れ合う体験活動を通して、郷土を愛する心を育むために行われました。
【B&Gレポーター】
南島原市西有家B&G海洋センター・近藤 貴紀