スポーツ活動参加者のすそ野拡大と競技普及へ!第7回B&G財団会長杯グラウンドゴルフ大会
湯前町B&G海洋センター
2018年3月6日(火) 午後1時から3時(※雨天のため、3月5日(月)の予定を延期して開催)
町内でも多くの高齢者に慣れ親しまれているグラウンドゴルフ。この勝敗を競うB&G財団会長杯グランドゴルフ大会が3月6日、午後1時から熊本県の湯前町グリーンパレスの公認グラウンドコースで開かれ、湯前町内から集まった主に60代以上の男女58人が参加し、熱戦を繰り広げました。
2時間にわたる競技の末、浅生立子さんが37打で見事優勝を果たしました。また、3入賞も女性が獲得するなど、女性の活躍が目立った大会でした。
湯前町B&G海洋センターが主催、湯前町グランウンドゴルフ協会と湯前町中央公民館の共催で定期的に開かれているもので、今回が7回目。来賓として鶴田正已湯前町長が出席しました。大会を通じて、スポーツ参加者の裾野拡大とグラウンドゴルフ競技の普及を図るとともに、B&G施設や事業を広くPRし、活動への理解を求めるのが狙いです。また、競技協会会員と地域住民の交流を図ることで、地域スポーツ活動を支援していくのも目的の一つです。
ゆのまえ温泉湯楽里に協力をいただき、公認グラウンドゴルフコースでのプレーが実現しました。
芝生で整備された公認コースを無料で利用できるということもあり、グラウンドゴルフ協会をはじめ、地域住民の方々にも大変喜ばれて、盛況な大会になりました。また、入賞景品として湯楽里食事券や入浴券を贈呈し、地域施設の利活用にもつながっています。
大会は個人戦で、8ホールを2周し、16ホールの合計打数でカウント。
37打に抑えた浅生立子さんが見事、優勝を手にしました。
2位は石見紀二六さん(38打)、3位は石見とし子さん(39打)と僅差の勝負になったほか、女性の活躍が目を引きました。また、集計時間を利用したホールイン大会も行われ、参加者は一様に真剣な面持ちでホールを狙っていました。入賞者の3人には、表彰状が手渡されました。
参加者からは、「芝生コースでプレーできて良かった」、「楽しみながら大会に参加することができた」、「入賞できてうれしい、普段の練習も頑張りたい」など、大会を楽しむ声が多く寄せられました。
レポーターは、大会について「当日はあいにくの天候となり、順延の判断を行いました。予定日の翌日の開催となったためにエントリーよりも大幅に参加者が減ってしまいました」と総評。グラウンドゴルフ競技に関しては「毎日のように地域高齢者らが中心となってプレーを楽しんでおり、高齢者の健康づくりに欠かせない競技となっています。町内にある公認コースは普段なかなか利用できないので、この機会に施設利用の普及を図り、グラウンドゴルフを通じた高齢者の地域内交流と健康づくりや健康寿命の延伸に少しでも寄与できればと考えています」と重要性を強調しています。
B&Gレポーター 湯前町B&G海洋センター・工藤 陽平