プールでスラックライン(可児市B&G海洋センター)
7月8日(土)、可児市B&G海洋センターにおいて、「プールでスラックライン」が開催され、小学生以上の23人が集まりました。
海洋センターを管理委託されている「公益財団法人可児市体育連盟」が主催、夏限定のプールで行える様々なイベント(教室)の一つとして行われました。
この教室は、スラックラインで身体の成長に大切なバランス感覚を養うと共に、楽しみながら水に対する恐怖心を和らげることが期待されます。
通常は、体育館や屋外で行うスラックラインですが、ここでは25M6コースプールの横方向にラインを設け、プール水の上で行うことで、落ちることの恐怖心が軽減され、安心して楽しむことができます。(ラインの距離:約8Mと16Mを設置)
当日は、参加者23人を初心者の「初級コース」と経験者の「中級コース」に分けて行いました。
「初級コース」は、まず指導者の補助を借りて行いましたが、初めは落下の恐怖心からなかなか手が離せずにいました。
しかし、回数を重ねると共に徐々に恐怖心がなくなり、補助なしで第一歩目を踏み出せるようになりました。最後は、初めての人もラインの4Mを渡り切ることができました。
8Mコースと16Mコースで、全て渡り切ったのは3人(経験者)出て、周りの参加者も大いに盛り上がっていました。
参加者からは、
・うまくいかないのがあたり前。
・50センチ進むのに、何度も何度も挑戦した。
・繰り返しチャレンジすることで、全身のバランス感覚が身につき、つい時間を忘れて没頭してしまう。
などの声が聞かれ、かなり苦戦しながらも楽しんでいただけたようでした。
担当者の感想 藤本 耕平さん
私自身も、試しに教室前にやらせてもらいましたが、次の一歩、数十センチ進むことの難しさを実感しました。
なので、参加者は最大限にバランス感覚を研ぎ澄ませ、一生懸命に挑戦しているのがよくわかりました。
ラインから落ちるときの悔しさと、水に落ちるときの楽しさが混ざり合った不思議な歓声が、とても印象的でした。