緊急事態宣言解除に合わせ「今日は一日 親子でスポーツの日」
緊急事態宣言解除に合わせ「今日は一日 親子でスポーツの日」
体育館と野球場の施設と用具を開放し、親子で自由に楽しむイベントを実施
養父市おおやB&G海洋センター(兵庫県)

広い野球場を「ひとりじめ」
養父市は、兵庫県の北部但馬地域に位置し県内最高峰「氷ノ山」、リゾート「ハチ高原」に代表される豊かな自然に恵まれ、また、三階建の養蚕住宅群、スズの産出日本一を誇った明延鉱山の坑道跡や一円電車などの史跡が数多く残るまちです。
新型コロナ感染症に伴う緊急事態宣言が解除された10月3日(日)、養父市おおやB&G海洋センターで、体育館と隣接する野球場の施設と用具を開放し、親子で自由に遊べる「今日は一日 親子でスポーツの日」を実施しました。
この事業は、親子参加型イベント(年末感謝祭、節分に鬼退治等)の人気が高いことから、「自由な時間に来て、自由に施設と用具を使って、親子で一緒に楽しんで欲しい」という思いから企画されました。5月と9月の2回実施を予定していましたがコロナ禍により中止となり、この度ようやく実施できることとなりました。
臨時休館開け直後でイベントの事前告知が十分にできず、何人の参加者があるか不安でしたが、市内から9組28人の親子が参加しました。

好きな用具をご自由に

広い体育館でボール投げやフリスビー、フラフープなど存分に遊んでいます。
体育館を利用した子どもたちは、子ども園や小学校の施設よりも広い体育館に気おくれしたのか最初は隅のほうで遊んでいましたが、お父さんやお母さんと一緒に遊べる楽しさやすぐに他の子どもと仲良くなって、次第に行動範囲が拡大。
輪投げや、フラフープ、バドミントン、卓球、フリスビー等々、いろんな用具を引っぱり出して、体育館全面を使って元気に遊んでいました。
一方、両翼90mの野球場は1家族3人だけが利用。キックバイクで広~いグラウンドを走り回り“ぜいたくなひとりじめ”を楽しんでいました。
参加者から「B&Gはいつも子どもたちが楽しく遊べるイベントがある」、「程よく参加者がいて、良かった」、「子どもと楽しく遊べた」などの感想をいただきました。
養父市の指導者 杉本彰洋さんは、「プール利用後、お迎えの車が来るまでの待ち時間に、子どもたちから『体育館で遊びたい』と言われます。要望通り開放したいところですが、安全管理上の課題があります。
今回は、“保護者といっしょ”を条件に、自由に思う存分 施設を利用して遊んでもらおうと企画しました。休館明け直後で事業告知が十分にできませんでしたが、“程よい人数”が集まり、親子の笑い声が館内に響き渡っていました。次回(3月)に期待できる定番メニューになりそうです。」と語ってくれました。

お父さんは、もうギブアップ・・・