スマート回廊の魅力を体感!徳島に知り合いができた気分
男女30人夏物語
~スマート回廊de那賀町体験編~
徳島県を流れる那賀川にある川口ダム湖周辺(スマート回廊)で、7月23日に「男女30人夏物語」スマート回廊de那賀町体験編が開かれました。那賀町の観光、移住、地域おこし協力隊の枠を超えて、それぞれの課題の解消と目標に向けてツアーを企画しました。東京や北海道など全国各地から20代の若者を中心に集まった23人が、自然豊かなダム湖畔でSUP(スタンドアップパドルボード)やカヌー体験、my箸づくりなど那賀町をたっぷりと体感しました。
主催した徳島県那賀町移住交流支援センターとスマート回廊地域創造事業実行委員会に、那賀町鷲敷B&G海洋センターや徳島県B&G
地域海洋センター連絡協議会などが協力しました。
那賀町の川口ダム湖周辺地域は「川口ダム自然エネルギーミュージアム」を核にして「スマート回廊」と名付けられ、集客などの取り組みをしています。美術館や、もみじ川温泉、農産物直売所、あいあいらんど、あすなろカフェなど魅力的な施設が揃っています。
当日は天気がよく暑かったため、水辺での活動にはもってこいでした。参加者はツアーの途中からカヌー体験、SUP体験、木頭杉(きとうすぎ)箸づくり体験の3コースに分かれました。B&Gの指導者はカヌー体験を担当して、初心者ばかりでしたがうまく乗れていました。
那賀町は徳島県版ドローン特区として、その活用に力を入れています。今回のカヌーやSUP体験の風景も空撮し、画像データを提供しました。
参加者は「那賀町の自然を満喫できた」、「徳島に知り合いができた気持ちになった」、「料理もうまかったし、この料金でこの内容はお得すぎる。いい人ばかりでした」などもろ手を挙げていました。
日下和穂レポーターは「今回はフェス来場者をメインターゲットにしたこともあり、若くてアクティブな参加者が多かったため、水辺の活動はとても楽しんでいただけました。町の魅力の一つとして、自然を生かしたカヌーやSUP体験をこれからも精力的に頑張っていきたいと思います」と述べました。
今回の企画は、①観光でスマート回廊の認知度を高め、那賀町のリピーター獲得、②移住では、県内外の方に町の魅力を伝え、関係人口の増加につなげ将来的な移住につなげる、③地域おこし協力隊の活動を知ってもらい隊員応募につなぐこと――を目指したものです。
今回、徳島を代表するロックバンドで、今夏惜しまれつつ解散することが決まったチャットモンチーの最後の演奏となるロックフェス『チャットモンチーのこなそんフェス2018~みんなおいでなしてよ~』の翌日に、ツアー日が設定されました。
チャットモンチーメンバーのお店OLUYO(徳島市)で、那賀町地域おこし協力隊がドローンやSUPのイベントをお手伝いした縁もあって、今回フェス参加で徳島に来訪された方々に、もう一日観光・体験をして帰ってほしいと考えました。夏の那賀町へぜひお越しください。
B&Gレポーター 那賀町鷲敷B&G海洋センター・日下 和穂