スペシャル 夢をつなげ!B&Gアスリート
No.019:佐藤 綾乃選手(北海道厚岸町出身の金メダリスト!2018平昌オリンピック 女子チームパシュート)最年少で、2018年平昌冬季オリンピックの金メダリストに輝いた佐藤綾乃選手!
2018.04.24 UP
2018.04.24 UP
プロフィール | 佐藤 綾乃(さとう あやの) |
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後編:佐藤綾乃選手の、素顔に迫ります!!
- B&G海洋センターの思い出について -
小学校の6年生まで、プールの側のBGリンクで石塚さんに教えていただきました。体育館はバスケットボールでいつも使用していました。BGリンクでの練習は非常に楽しくリフレッシュできました。
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- 子どもの頃は、どんな子どもでしたか? -
元気で明るく、人とかかわることが大好きな子どもでした。女の子と遊ぶよりも男の子と外で走り回っている方が多かった気がします。擦り傷だらけになりながら、常に外を走り回っていました。
- スケート競技において、尊敬する人をお聞かせください。 -
スケートの選手であれば、高木美帆選手です。またオランダの選手の中にも尊敬する選手はたくさんいます。中学高校と教えていただいた白幡圭史先生も尊敬していています。これまで、たくさんの方々に支えられてきましたので、なかなか一人には絞り切れません。
- 試合前に必ず聴く曲があれば教えてください。 -
シーンによって曲は分けています。
レースの直前は、ジェネレーションズ(GENERATIONS from EXILE TRIBE)を聴いています。スケートリンクの外では、洋楽を中心に聴いています。- 試合前の勝負メシは何ですか。 -
前の日と当日にお米を食べれば幸せです。おにぎりだけでも大丈夫です。
- 平昌オリンピックから帰国して、最初に食べたものを教えてください。 -
オリンピックから戻った時は、まずお米を食べました。親子丼でした。食べ終わった後すぐにテレビの収録があり、そこでタルトを食べました。
事前にテレビ局から好きな食べ物について聞かれていたので、準備しておいてくださったようです。ですので、一度に2つ好きなものを食べることができました。- 金メダリストとなって、心理的に何か変わったことはありますか? -
金メダルを取ったことで、たくさんの方々に声を掛けていただき、注目されていることに大変驚いています。そのほかには特別変わったことはありませんが、まだ金メダリストという立場に慣れず、そわそわしています。
- お休みの日は何をしている時が一番楽しいですか。 -
買い物をしている時、ネイルの手入れをしている時が一番リラックスしています。また、大学の友達と一緒にいる時は、チームでいる時とは違い、同世代と一緒に過ごせるので気持ちが休まります。
- 同世代に多くの有名なアスリートがいますが、仲の良い選手を教えてください。 -
スキージャンプの高梨沙羅選手 勢藤優花選手です。同年代で話題も一緒なので、仲良くさせていただいています。連絡先も交換していますので、「時間が合えばお茶したいね」という話はいつもしています。まだ実現はしていませんが…。
- 合宿や遠征時に必ず持っていくものは何ですか? -
ネイルやクリームなど、美容系のものは忘れたことはありませんが、たまに練習で使うのものを忘れることがあり、コーチに怒られています(笑)。
- 厚岸町ではいつまで滞在し、どのように過ごされますか? -
3月27日に高崎に戻ります。明日(3月25日)は、釧路の関係者へあいさつに出向き、26日は厚岸町で1日警察署長の勤務が入っています。その後は、高校の同級生と短い時間ですが、過ごす予定です。
高崎に戻った後も、テレビの収緑や表彰式などスケジュールがいっぱいです。
厚岸町のゆるキャラ「うみえもん」
- 練習はいつから再開されますか? -
4月中には、ヨハンコーチからメニューが出され、チームとしては5月中旬から練習を開始する予定です。
- 厚岸町の好きなところは、どんなところですか -
厚岸町全体には、目に見えないですが落ち着いた雰囲気があり、ここでしか感じられない独特な空気が好きです。
特に中学生の頃に通ったイオンの横のたい焼き屋(宝洋食品)が好きです。毎日と言って良いぐらい、たい焼きやアイスを買って食べていて、お店のおじさんとは非常に仲が良いですよ。たまに残り物を頂いたりしていました。
- 好きな言葉は何ですか? -
「常に笑顔で」という言葉が好きです。
楽しい時、うれしい時はもちろんですが、つらい時、苦しい時に、心の中では落ち込んでいても、常に笑っていれば何とかる、という気持ちを持つようにしています。常に笑って、自分自身も明るく、周りも明るくしたいと思っています。- そろそろ就職について考える時期だと思いますが、メダリストになって心境の変化はありましたか -
メダルを取ったことによる心境の変化もありませんし、何かこれをやりたいというものもないですね。(大学の専攻から)保育士の資格はもちろん取りますが、「スケートをやりながら」というのは難しいので、保育士として働くのはずいぶん先になりそうです(笑)。
来年から社会人になりますが、まだどこにいきたいとか何をやりたいとかも決まってなくて、スケートができる環境、サポートしてくれる企業をこれからゆっくり探していくつもりです。
- 今後の抱負を聞かせてください。 -
あと1年、大学生活が残されているので、まずは卒業できるように学業も頑張りたいです。4年後の北京オリンピックはもちろん目指していますが、ワールドカップや世界選手権出場などに向けて、1年1年を大切に過ごし、これまで以上の成果を残していきたいです。
また、オリンピックで体験したことを、より多くの方々に伝えていきたいです。そして応援してくださっている方々に、感謝の気持ちを伝えていくことにも積極的に取り組んでいきたいです。
サイン色紙をいただきました!
(文:宮嵜 秀一)
佐藤選手ゆかりの
厚岸町B&G海洋センター(北海道 厚岸町)海洋センター(体育館)は、国道44号線と道道厚岸標茶線の合流点付近に位置し宮園公園内にあります。同公園には、野球場をはじめテニスコート、ゲートボール場、パークゴルフ場、運動広場、遊具等があります。冬季は、屋外スケートリンク場でスケートが楽しめ1年を通して町民が集い、生涯スポーツ活動の拠点となっています。また、艇庫は厚岸大橋に隣接し、厚岸湖を利用水域として活動し、年に数回ネイパル厚岸と連携し別寒辺牛川で川下りを楽しめます。 平成17年2月に、体育館の外壁全面改修、身障者用トイレの改修などの修繕を実施。