ふるさと「岩手県山田町」に戻ることを誓って復興記念植樹祭を開催(日本財団助成事業) | B&G財団

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No.005:岩手県山田町 ふるさと「岩手県山田町」に戻ることを誓って復興記念植樹祭を開催日本財団助成事業
 2018.12.04 UP

「子ども健全育成大使」の酒井法子さんも駆けつけ、一緒に植樹

 B&G財団は12月1日(土)、山田町と共催し、岩手県山田町B&G海洋センター(体育館)で、「B&G復興植樹祭in山田町」を開催しました。このイベントは、東日本大震災の被災地支援の一環として実施したもので、未来を担う子供たちの健やかな成長と町の繁栄を願って、山田町の地に多数の樹木を根付かせるのが目的です。町内外の小中学生とその保護者ら約100人が参加し、ツツジやコナラなど1000本の苗木を植え付けました。

 植樹祭ではまた、参加した子供たちに、十数年後に再び地元に集まる機会を作ってもらおうと、未来の自分へ向けた手紙をカプセルに入れて、敷地内に埋め込むイベントも併せて実施。子供たちは、それぞれの今の思いを同地に託しました。

  • 挨拶する佐藤信逸町長

    佐藤信逸町長の挨拶

  • 挨拶する酒井法子さん

    「子ども健全育成大使」の酒井法子さんも参加

 開会式には、山田町佐藤信逸町長、佐々木茂人教育長、B&G財団菅原悟志理事長らが出席。スペシャルゲストとして、当財団の「子ども健全育成大使」でもある女優の酒井法子さんが駆けつけてくださり、子供たちと共に植樹。地域の子供たちに励ましのエールを贈りました。

 東日本大震災発生以降山田町の人口は年々減少を続けています。震災前に19,270人だった同町の人口は、現在では15,964人となり、人口流出の問題は自治体を悩ませています。とりわけ被災地の中心部は、人口減の問題がより深刻化しているのが現状です。こうした背景を受け、B&G財団では、山田町の未来を担う子供たちが「未来の自分に向けたメッセージをこの地に託してもらおう!」と、当復興植樹祭を企画したものです。

ツツジなど1,000本の苗木を植え付け

 当日の天候は快晴。風が少し強く肌寒い状況でしたが参加者全員で協力し、コナラ・ツツジ850本を中心に、枝垂れ桜50本、栗50本、イチョウ50本など、5種類合計1,000本の苗木の植樹開始です。参加者は、6班に分かれ、それぞれの区画に60センチから1メートルほどの苗木をスコップで一本一本、丁寧に植えていきました。

 植樹の指導にあたり、山田町と交流のある青森県南部町のB&G育成士会(5名)にもお手伝いいただき、町民の幅広い層の方々と交流できたことも植樹祭開催のメリットの一つになりました。

  • 子どもたちと一緒に植える酒井さん

    子どもたちと一緒に植える酒井さん

  • 子どもたちと木を植える町長

    佐藤信逸町長にもご参加いただきました

  • 楽しそうに苗を植える女の子

    楽しそうに苗を植える女の子

  • 苗を植える母子たち

    家族で協力して植えます

 植樹を終えた児童は、「初めて植樹をしましたが、作業を通じ早く大きく育って欲しい。栗の実が出来たら拾いに来ます」と笑顔で話してくれました。また、保護者の一人は、「普段、スポーツ少年団で子どもが体育館を利用しており、今回の植樹祭に親子で参加することができてとても感謝しています」と述べるとともに、「子供の成長にあわせて、植樹した木々の成長も一緒に見守っていきたい」と愛情にあふれたコメント。主催者も感無量です。

  • 子どもたちと協力してどんどん植える酒井さん

    子どもたちと協力してどんどん植える酒井さん

  • ご協力いただいた、山田町と交流のある青森県南部町のB&G指導者会の皆さん

    青森県南部町のB&G育成士会の皆さん

未来の自分に向けたメッセージを託して

 1,000本の樹を植えた後は、タイムカプセルの埋蔵です!子供たちは、それぞれの思いを胸に、未来の自分に宛てた手紙を入れたカプセルを、子ども健全育成大使の酒井法子さんと一緒に埋めていきました。一人の女の子が、「私はこの山田町の海がとても好き。タイムカプセルを開ける2030年もこのまま綺麗な海が残っていてほしい」と話していたことが、とても印象的でした。

 カプセルを開ける十数年後、町と参加した皆さんはどうなっているでしょうか?

  • タイムカプセルを持った女の子二人

    未来の自分への手紙が入ったタイムカプセル

  • タイムカプセルを埋める子供たち

    次に掘り返す時が楽しみです!

B&G財団より応援メッセージ!

集合写真

酒井法子さんと、参加してくださった皆さん

 本日参加している山田町の子供たちが成人を迎えた後、もしかしたら山田町を離れて暮らしている方がいるかもしれません。もちろん、町に残って地元を支えている方もいるかもしれません。今回植樹祭に集まった子供たちが、十数年後、このタイムカプセルを開封するために、再び山田町に集まって欲しいと思います。またB&G財団では、そして、成長した皆さんが地元である山田町のために、自分にできることは何なのかを考える機会になってほしいと願っております。

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