事業内容を知る 海を守る植樹教育事業

No.001:長野県飯島町 小学生「もっと植えたかった」
海を豊かにするクヌギなど広葉樹400本

 2017.10.26 UP

 B&G財団は東に南アルプス、西に中央・南アルプスを望む2つのアルプスに囲まれている自然豊かな長野県飯島町(いいじままち)で、10月4日に植樹祭を行い、小学生が楽しみながら広葉樹400本を植えました。参加者は七久保小学校4・5年生49人をはじめ、保護者や一般参加者、運営スタッフなど総勢180人でした。

 植樹祭の前日が雨だったため心配されましたが、天候にも恵まれ実施できました。土が雨で濡れていてちょうど良いくらいでした。今回植えた苗木はクヌギ、コナラなどの広葉樹15種類で、同町の土壌や気候に適したものを選び、総数は400本ほどでした。

積極的な取り組みに感心

  • 楽しそうに植える子供たち

  • 植樹の手順を説明する班長の話を真剣に聞く

 小学生は元気さかんな年頃でもあり、最初は真面目に植えてくれるのか不安なところはありましたが、植樹の手順を教えると次から次へと植えるなど、積極的な取り組み姿勢にスタッフたちも大変感心しました。

 苗木がなくなると、「もうないんですかー!」「まだ、たくさん植えたかった」など海を豊かにするためにやっている事を、楽しんでいましたので植樹祭を開催してよかったなと思いました。

多くの協力に支えられました!

  • 苗木と子供たちの成長を願い全員でパシャリ

  • 運営スタッフの皆さん

 今回は、福島県塙町からはるばる駆け付けた藤元孝典さん(塙町B&G海洋センター)が協力してくれました。3日間、合羽を着てお手伝いしていただきました。

 また植樹祭当日は、2015年度B&G財団の自治体派遣研修生であった、三浦大育さん(上松町B&G海洋センター)など岐阜県・長野県のB&G海洋センターの方々にもご協力いただきました。

 さまざまな事業に携わり、毎回感じますが、B&Gのネットワークは全国各地にあり、驚きます。情報共有もでき、横のつながりも増えてきます。これからもこのような機会を大切にしていきたいです。

(文:竹尾 洋介

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