調査研究事業 子どもたちの外遊びを促進したい!スポーツ遊具配備式を開催(五霞町B&G海洋センター)
4月23日(土)、五霞町B&G海洋センター(茨城県)で「スポーツ遊具配備式」を実施し、町長、教育長はじめ関係者、記念イベントに参加する未就学児と保護者など、約60人が参加しました。
この事業は、海洋センターの敷地内に「外遊び」を促進する環境を整備することで、基礎体力・コミュニケーション力・集中力の向上など、子どもの健やかな成長を促すことを目的に、調査研究事業の一環として取り組むものです。
配備式では、B&G財団理事長菅原悟志から五霞町の染谷森雄 町長へパンプトラックや幼児用ランニングバイク、スケートボード、ヘルメットなどの配備器材の目録が贈呈されました。菅原理事長が参加した子どもたちに「皆さんには五霞町で元気に過ごしてほしい。五霞町が好きな人?」と問いかけると、全員が「は~い!」と大きな声で一斉に挙手。あまりの揃いぶりに参列した大人たちからは笑いが起きました。
五霞町の染谷町長は、「未だ新型コロナウイルス感染症が終息に向かっているとは言いがたい状況ですが、このような状況でも比較的活動しやすく、子どもたちの成長に欠かせない外遊びの環境を整備していただいたので、ぜひ多くの方に利用してほしい」と話されました。
式典後に行われた「ランニングバイク体験会」には、茨城県内を拠点にBMXフリースタイルで活躍する稲葉充秋さんを講師に迎え、2歳から5歳の17人の子どもたちが参加しました。
今回配備したパンプトラックは、起伏のある凹凸のコース(競走路)で、ランニングバイクやスケートボードなども楽しめます。当初、2歳児には少し難しいと考え、平坦のジグザクコースも準備していましたが、こちらの心配をよそに、子どもたちはすぐに保護者と一緒にパンプトラックを楽しんでいました。
汗だくになって体験会を楽しんだ子どもたちからは、「まだ乗りたい!」「帰りたくない!」という声が飛び交い、体験会終了後も、保護者とともに楽しむ姿が見られました。
五霞町B&G海洋センターでは、今回整備した遊び場を「GOKA ASOBO★PARK」と名付け、小学生以下を対象に、無料でランニングバイクやスケートボードの貸し出しを行い、子どもの成長に欠かせない「外遊び」を促進していきます。