活動記録 巡回写真展期間中にニュースポーツを体験 パラスポーツの理解深める

活動記録 巡回写真展期間中にニュースポーツを体験 パラスポーツの理解深める
松伏町B&G海洋センター(埼玉県)

松伏町B&G海洋センターは、オリンピアン・パラリンピアンの雄姿を集めた巡回写真展「スポーツのチカラ」(2019年12月3日~12月8日)の同時開催事業として、12月7日(土)、幅広い年齢層を対象にパラリンピック種目のボッチャなど、五つのニュースポーツを体験する「ニュースポーツフェスタ2019」を実施しました。参加者は幼児(2歳児)1名、小学生14名、大人10名という内訳でした。

まず1チーム5名で組み分けを行い、最初の1時間で五つのスポーツを10分ずつ体験して頂きました。ボッチャのほかにフライングディスク、スカットボール、さいかつぼーる、ビーチバレーと種目は多彩です。10分間の休憩をはさみ、後半の1時間はチームごとにやってみたいスポーツに挑戦しました。

一番人気の種目はやはりボッチャ。高齢の参加者もいましたが、年齢に関係なく楽しめるという点が好評で「またやってほしい」という声が上がりました。

松伏町を含めた埼葛地区が本場のさいかつぼーるには、「おもしろいがむずかしい」という反応。ボールは長径43センチと大きめですが、不規則に跳ねる変形ボールを使用するため予想外の方向に飛んでいきます。ワンバウンドしてから受けるルールですので、簡単ではありません。意外な難しさに、参加者は苦戦しつつも楽しんだ様子でした。

写真展への来場者は、6日間合計で58人。うち9人が、写真展を目的に来場した方で、アスリートの雄姿に見入りました。

来場者からは「貴重な写真が見られて良かったです」(30代女性)、「前回の東京オリンピックの写真があり、当時の記憶がよみがえった」(80代女性)、「オリンピック前にこういうイベントがあるととても良い」(20代男性)などという感想が寄せられました。

この感動を機にパラリンピックへの興味を深め、障がい者の方、高齢者の方なども含め、多くの方がインクルーシブにスポーツが楽しめる場として、よりセンターの周知を図っていきたいと思います。

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