活動記録 B&G指導者会の東賢一さんと大城直さんが海上保安本部長表彰

活動記録 B&G指導者会の東賢一さんと大城直さんが
第11管区海上保安本部長表彰されました!

海の事故をなくしたい!海難防止協力者として
沖縄にて「海の日」海事関係功労者表彰式典で表彰

今回表彰された、B&G指導者会の東賢一さんと大城直さんのおふたり。賞状を手に。

左から大城直さん、東賢一さん

 7月27日、沖縄県那覇市で「海の日」海事関係功労者表彰式典が開かれ、第11管区海上保安本部長表彰で海難防止協力者として、うるま市勝連B&G海洋センター指導者会に所属する東賢一さん(55歳)と大城直さん(56歳)が受賞しました。

 お二人とも、長年にわたり、うるま市勝連B&G海洋センターで青少年の海洋教育に取り組んできました。その一方で、10年前から同海上保安本部長の指名により同時に海上安全指導員を務めてきました。

 海上安全指導員は、健全で安全なマリンレジャー活動を推進するため、民間有志で海上における安全航行に関するマナー周知など安全活動を行っている制度です。お二人は、海上安全指導員として地元の海浜での海上パトロール、ジェットスキーの免許所持確認、安全パンフレットの配布、海岸清掃などを行ってきました。さらにボランティアでB&G海洋クラブの指導者としてカヌー、ボートなどの安全指導に当たってきました。こうした海上安全指導員とB&G海洋クラブを含めた安全活動が合計150回に達したことから、長年の地道な活動に対し初めて表彰されました。

表彰状を式典で受け取る様子

 東さんは地元の石油備蓄関係の仕事をしていて、B&G海洋クラブに関わったのは大城さんに誘われてからで、30年経ちました。表彰について「ヨットが大好きだったことがきっかけで海に関わり、生活の一部としてヨットをやってきました。その中で安全は第一であり、海洋クラブとしても事故なくきました」と述べました。海洋クラブの安全指導で培ってきた事故皆無を目指した活動が、海上安全指導員の役割を担うのに役立ってきたと指摘しました。

 お二人は現在、2016年6月に設立された沖縄ヨットクラブ「チームうるま琉球」に所属して、海洋王国琉球の再興を目指して、ヨットを楽しむベテランから初心者まで、沖縄の海をこよなく愛する愉快な仲間として、一緒に活動しています。副会長は東さんで、仲間の皆さんは海を「恐れず侮らず」の精神で、青少年海洋教育で地域と社会に貢献してきたと喜んでいます。

 「海の日」は、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日で、この趣旨を広く理解してもらうため、毎年式典が開かれています。当日は沖縄総合事務局長表彰のほか、国土交通大臣表彰と海上保安庁長官表彰の伝達式などが行われました。


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