活動記録 今年も「B&G水辺の安全教室」が始まりました

活動記録 今年も「B&G水辺の安全教室」が始まりました

新学習指導要領で「背浮き」が新設

 沖縄県では梅雨も明け、水辺で楽しい時間を過ごすには良い季節になってきました。水辺の活動は、五感を刺激し、リフレッシュ効果も期待できる非日常体験です。「生きる力」を育むなど教育的効果もあり、子供たちにはぜひ体験してもらいたい活動の一つですが、残念なことに水辺での事故は後を絶ちません。

 しかし、「危険だから」と水辺から遠ざけるのではなく、子供たち自身が「自分の命は自分で守る」意識と技能を身につけてもらいたい。自然体験活動に興味を持ち、安全に楽しく水辺で遊び、活動してもらいたい。B&G財団では、そのように考え、東京都内小学校をはじめ全国のB&G 海洋センター・海洋クラブと協力し、「B&G 水辺の安全教室」を2010 年度から展開。年間体験者数10万人を目指し、全国で水辺の安全教室の普及を図っています。


 2020年度からの小学校学習指導要領(体育科・水泳)高学年(5・6年生)には、安全確保として「背浮き」ができることを求められるようになりました。ぜひ、この機会に、水辺での安全について、楽しく学んでみませんか?

今年は台東区立松葉小学校をスタートに都内31校(小学校29校・中学校1校・高等学校1校)で実施

 今年は、6月28日に実施した台東区の松葉小学校をスタートに、昨年の22校を大きく上回る都内31校の学校授業等で実施。6月29日の江東区第二辰巳小学校の6年生104人が参加し、背浮きやペットボトル浮き、ライフジャケット体験をはじめ、カヌー体験も行いました。

 参加した児童は「背浮きで、力を抜いて浮くことが、難しかったけど、友達と一緒に体験できたので、うれしかった」、「ペットボトルで浮くことが分かったので、家族に教えてあげたい」などの声がありました。

 また、学校教員からは「普段の水泳の授業とは違い、水辺での活動の知識などを学べる良い機会になりました」、「この教室を生徒全員が楽しみにしており、普段の表情と違い、とても新鮮でした」と、今回の教室の感想をいただきました。

「B&G水辺の安全教室」都内学校実施一覧

実施校一覧(31校)

中央区(1校) 有馬小学校 荒川区(1校) 赤土小学校
港区(3校) 赤坂小学校
青南小学校
港陽小学校
墨田区(3校) 桜堤中学校
柳島小学校
隅田小学校
豊島区(2校) 池袋小学校
高南小学校
江東区(2校) 明治小学校
第二辰巳小学校
足立区
(11校)
東綾瀬小学校
花畑第一小学校
西新井第一小学校
古千谷小学校
辰沼小学校
鹿浜第一小学校
江北小学校
東加平小学校
新田学園
足立入谷小学校
東京都立足立特別支援学校
江戸川区
(4校)
二之江小学校
一之江小学校
下小岩第二小学校
篠崎第二小学校
台東区(2校) 根岸小学校
松葉小学校
葛飾区(2校) 東柴又小学校
川端小学校

 上記以外に、当財団の水辺の安全教室プログラムを学校授業に導入して開催している小学校は4校(江東区2校、中央区1校、墨田区1校)あります。

プログラム導入校一覧(4校)

江東区(2校) 香取小学校
第二辰巳小学校
中央区(1校) 月島第二小学校
墨田区(1校) 業平小学校

 また、水辺の安全教室プログラムを学校授業に導入するにあたり、教員を対象とした研修会も実施しています。

教員研修実施校一覧(14校)

中央区(1校) 有馬小学校 荒川区(1校) 赤土小学校
江戸川区
(1校)
二之江小学校 葛飾区(1校) 東柴又小学校
足立区
(8校)
東綾瀬小学校
西新井第一小学校
古千谷小学校
辰沼小学校
鹿浜第一小学校
江北小学校
東加平小学校
足立入谷小学校
港区(2校) 赤坂小学校
青南小学校

お問い合わせ

「B&G水辺の安全教室」に関する資料等ご希望の方は、03-6402-5313 事業部事業課「水辺の安全教室」担当までご連絡ください。