障害児を対象とした水辺の体験活動の提供
障害のある子供たちが、マリンスポーツや水辺の自然体験活動に参加できる機会は、決して多くはありません。B&G財団では、水辺をもっと身近に感じ、楽しめる機会を増やすことができるよう、日本財団の助成を受け、安全に水辺で活動できる水上マットなどのレクリエーション器材を配備。社会福祉協議会や放課後デイサービス、特別支援学級などの組織や団体と連携し、障害のある子供たちへ水辺の活動を楽しむ機会の普及活動を展開しています。
2018年度は、5カ所の海洋センターで体験会を開催し、延べ138人の障害のある子供たちが、マリンスポーツなどの水辺の活動を楽しみました。保護者からは「障害があるので、本当にできるのか不安でしたが、ライフジャケットを着て体験すると、安全が確保できると同時に、簡単に楽しむことができるものもあることが分かりました」「2時間の体験だったが、次回はもっと時間をかけて体験させたい」との声をいただきました。
実施センター一覧
海洋センター名 | 選手名 | 参加者 |
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兵庫県 南あわじ市南淡 | 海辺の自然体験 ・ライフジャケット遊泳 ・カヌー体験 ・海辺の生物観察 ・水上トランポリン遊び |
5人 |
愛媛県 愛南町御荘 | プールレクリエーションとカヌー体験 ・ライフジャケット浮遊体験 ・浮島を使つたレクリエーション ・ウエイトリングくぐり ・カヌー体験 |
32人 |
大分県 竹田市直入 | マリンスポーツ体験 ・浮き島や水上滑り台を使った水慣れ ・スタンドアップパドルボード(SUP)体験 ・カヌー体験 ・モーターボート遊覧 |
38人 |
熊本県 湯前町 | 海洋性レクリエーション体験会 ・水辺の安全教室 ・スタンドアップパドルボード(SUP)体験 ・カヌー体験 ・ウオーターボール ・ウォーターマット遊び |
58人 |
鹿児島県 与論町 | マリンスポーツ体験 ・水辺の安全教室 ・スタンドアップパドルボード(SUP)体験 ・カヌー体験 ・海上マット遊び |
5人 |
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一緒に遊んだ仲間たちと記念撮影
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水上マットで水辺に漕ぎ出しました!
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泳いでいる魚も見えました!海辺の観察
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一番人気のバナナボート
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水が冷たくて気持ちいい!
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楽しい水辺の体験を満喫しました