事業内容を知る 海洋センターを活用した学習と体験による子育て支援事業「BG塾」
北海道愛別町 体育館で学習会!「B&Gマナビ塾×愛別天神クラブ」を開催
ついでに宿題・ついでにスポーツ
2018.01.11 UP
ついでに宿題・ついでにスポーツ
2018.01.11 UP
2017年12月25日から27日の3日間にかけて、北海道の愛別町にある愛別町B&G海洋センターで「愛別天神クラブ2017冬~B&Gマナビ塾~」を開催しました。この事業は、愛別町教育委員会学力向上支援事業の一環として、愛別町教育委員会と当財団が協働して実施したもので、愛別町の小学生の約半数にあたる48人が参加しました。
冬休み初日となる12月25日の雪の降る朝、子供たちが続々と海洋センターに集まってきました。冬の愛別町では、B&G体育館は雪を気にせず運動できる貴重な施設。子供たちにとって使い慣れた場所ですが、今朝彼らが手にしているものは、いつものスポーツ道具ではなく、学習かばん。今日から3日間の日程で、学習と体験とスポーツを行うB&Gマナビ塾が体育館を会場にスタートしました。
子供たちの健やかな成長には、学習も多彩な体験活動も運動もすべて必要不可欠です。このB&Gマナビ塾は、"学習だけでもない、体験だけでもない、運動だけでもない"をコンセプトとし、プログラムを適時切り替えながら、参加した子供たちを飽きさせない工夫をしています。
学習の時間
学習の時間では、冬休みの宿題やプリント学習を実施。愛別小学校の先生にも協力いただきました。子供たちは分からないことや間違えた問題などについて、個別に質問し学習を進めました。また、遊びながら地理を学ぶ国旗カルタも行いました。
体験の時間
体験の時間は、旭川工業高等専門学校の協力をいただき、入浴剤やスライム作りを行うとともに、愛別町の特産である"きのこ"をふんだんに入れた「きのこ汁」料理、北国の特徴である"雪"を使った「アイスクリーム」作りを実施しました。
スポーツの時間
スポーツの時間では、低学年も高学年も一緒にできるウレタン製のフライングディスクを使う「ドッチビー」によるPKゲームを実施。また、アイスクリーム作りに合わせ、外遊び(雪遊び)も行いました。
参加した子供たちからは「冬休みは家にいることが多いので、みんなで勉強やスポーツができて楽しかった」「わからないことを先生に聞くことができたので、宿題が進みました」との声があり、3日間の事業は終了しました。
なお、このB&Gマナビ塾は、2018年の夏休みに各地のB&G海洋センターで実施する予定です。
(文:東條 剛之)
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