事業内容を知る 「子ども第三の居場所」

子ども第三の居場所事業 高島拠点 式典レポート
滋賀県高島市「子ども第三の居場所」開所式・調印式を実施

2024.02.09 UP

日本財団助成事業

滋賀県高島市にて、「子ども第三の居場所」事業の協定書調印式および開所式を行った。

高島拠点 式典レポート

1.式典について

実施日 2024年1月25日(木)14:00~
場所 高島市こども若者応援ベース
出席者 【高島市】
・市長 福井 正明 氏
・副市長 中川 義人 氏
・教育長 川島 浩之 氏
・議会議長 高木 広和 氏
・一般社団法人ココヒト 代表理事 堀 久美 氏 他自治体関係者数名

【B&G財団】
・理事長 菅原 悟志
式次第 【1.開所式】
一、開式の辞
一、高島市長 あいさつ
一、来賓紹介
一、感謝状贈呈
一、テープカット
一、閉式の辞
一、施設見学

【2.協定書調印式】
一、開会のあいさつ
一、高島市長 あいさつ
一、B&G財団 理事長 あいさつ
一、協定書調印
一、写真撮影
一、拠点概要説明
一、報道機関取材・質疑応答
一、施設見学

2.拠点について

開館時間 火曜・木曜・金曜日 15:00-19:00
拠点住所 滋賀県高島市新旭町北畑45番地1
定員 20名
対象者 市内の小学生・中学生・高校生
活動内容 学習支援、生活支援、食事支援、保護者支援 等
開所時期 2024年1月29日
助成総額 合計:8,120万円
【開設費】上限5,000万円
【運営費】上限3,120万円(ただし、3ヵ年合計での金額)
県内情報 県内2カ所開設済み
全国情報 全国197ヵ所目の設置

3.式典の様子

  • 高島市長あいさつ

    高島市長あいさつ

  • 協定書調印

    協定書調印

福井市長は、「少子高齢化が進む現代において、高島市も例外ではない。5年前と比べて子どもの数も10%程度減っている。その一方で、家庭環境も含めて自身の置かれている状況に対して、様々な課題を抱える子どもたちは増えていると感じている。」と話された。

市長は、それら課題解決の一助として、子ども第三の居場所事業が、大きな役目を果たすと考えているとのこと。「この施設を、福祉の中核として位置付け、子どもたちの支援を行っていきたい。将来の日本を担う若者をこのままにしておけないという思いもあり、将来を担う子供たちの人材育成にも力を入れ、子育て支援を含めた政策を行っていく所存だ。」と話された。

高島拠点は、総合福祉センターを改修し、子育て家庭が抱える育児への不安や子どもの発達、児童虐待、不登校などの相談支援を包括的に行う「子ども家庭総合支援拠点」を整備し、その施設内に子ども第三の居場所を開設することになった。子ども家庭総合支援拠点の中に入ることで、施設内の各支援機関と密に連携した子育て支援や拠点運営を行うことができる。

4.拠点および内覧会の様子

  • オープンキッチンにカラフルな椅子

    オープンキッチンにカラフルな椅子

  • 入口には「子ども第三の居場所」オリジナルロゴプレートがある

    入口には「子ども第三の居場所」オリジナルロゴプレートがある

  • 拠点部分につながる廊下。それぞれのドアは温かみのある色でペイントされている

    拠点部分につながる廊下。それぞれのドアは温かみのある色でペイントされている

  • 開放感がある多目的スペース。整理整頓されたおもちゃや絵本が並んでいた

    開放感がある多目的スペース。整理整頓されたおもちゃや絵本が並んでいた

家庭環境や経済的理由などさまざまな事情により、家で過ごすことが困難な子どもたちが、放課後から夜間までの時間を過ごすことができる拠点として整備を進めている「子ども第三の居場所」。全国199か所(2024年1月末現在)に設置され、全国への更なる開設を目指す。

B&G財団は、引き続き子ども第三の居場所の設置自治体を募集しています。ぜひ、お気軽にB&G財団 地方創生部 子ども支援課(TEL:03-6402-5311 mail:kodomo@bgf.or.jpまでお問合せください。ご応募をお待ちしております。

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