10年連続特A表彰

熊本県長洲町B&G海洋センター 10年連続特A評価 表彰式を実施

 

B&G財団では、海洋センターの運営状況把握と活動支援を目的に、2003年から利用人数・事業開催状況・施設の維持管理などを定量的に確認し6段階に評価する「海洋センター評価」を行っています。

最高位の「特A評価」は、優れた管理・運営を行う海洋センターの証であり、10年連続で特A評価を獲得した海洋センターは特別に表彰を行っています。

 

2021年5月18日(火)、「熊本県長洲町B&G海洋センター 10年連続特A評価 表彰式」を長洲町役場で実施しました。

表彰式には、中逸博光町長をはじめ、平川一喜副町長、戸越政幸教育長、濱村満成総務課長、田成修一まちづくり課長、漁長洋志生涯学習課長、田成護長洲町総合スポーツセンター所長など多数の関係者がご臨席された他、新聞社など4社が取材に訪れました。

式典で菅原理事長は「優れた海洋センター運営を続け10年連続特A表彰を獲得されたことは、町長はじめ関係者の皆様のご尽力の賜物です。また、地域の課題解決の取り組みとして、今年度から新たに取り組む“防災拠点”事業にもご賛同いただき実施いただけることになっています。今後も海洋センター運営や各種事業にご理解を賜り、共に長洲町民の健康増進や地域活性化に取り組んでいきたい」と挨拶。中逸町長に黄金色に輝く表彰状が手渡されました。

 

中逸町長は「この度の海洋センター評価10年連続特A表彰は、大変な名誉であり心から感謝申しあげます。また、日頃から活発に運営をいただいている、指定管理者の長洲町SSC共同事業体にもあわせて御礼申しあげます。海洋センターは竣工以来40年以上に渡って子供から大人まで幅広い年齢の方にご利用いただき、多くの地域住民に親しまれている施設です。今後も施設を活性化させるとともに、B&G財団の取り組みに一つ一つ手をあげ、“B&Gの精神”を受け継いでいきたい」とお話しくださいました。

 

現場を率いる田成所長に伺うと「長洲町B&G海洋センターは、町の特色となる艇庫、中心施設となる体育館、総合スポーツセンター内のグラウンド・テニスコート・温水プールと一括で地域住民の健康つくり・コミュニティの場として活用されています。人気の事業として、体育館では熊本県の特に玉名・荒尾地区で盛んなビーチボールバレーに子供から高齢者まで参加されます。艇庫では、九州看護福祉大学短艇訓練部(カッター部)が活動しボランティアにも参加しています。海レク普及活動としては温水プールで実施するSUP・カヌー体験が人気で、プールを利用する高齢者も気軽に参加し、親子孫の3代でSUP・カヌーを楽しむ姿も珍しくありません」と話してくださいました。

 

今回の10年連続特A評価表彰を一つの区切りとして、今後も長洲町B&G海洋センターは、地域の皆さんの健康づくり・コミュニティの場として活用されます。