水辺を学ぶ 海や川の安全教育講座

海や川の安全教育講座

Lesson5 カヌー・ボートの転覆に備える

体験活動やレジャーでボート・カヌーに乗る前には、転覆時の対処法を身につけておきましょう。ボート・カヌーを楽しむための安全対策をB&G財団の中島博臣、持田雅誠が解説・実演します。

ゴムボートの転覆と対処法

解説:B&G財団 中島 博臣

再生時間:3分28秒

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ゴムボートの乗船時に気を付けたいことや、転覆した際の対処法を解説します。

  • 転覆時の対処法
    転覆した時は慌てずにボートを確認し、流されないようにボートにつかまって離れないようにしましょう。
  • ボートの中に入ってしまった場合
    転覆時に裏返しのボートに入った場合は、顔を上に向けて残った空気を吸い、ボートのサイドにつかまって体を沈め、潜り込んで外に出ます。
  • 再乗艇を体験しておく
    ボートに乗り込む際は、体をまっすぐにして沈め、反動をつけて乗り込みます。自力で乗船できない人は、既に乗船した人が引っ張り上げましょう。

カヌーレスキュー

解説:B&G財団 持田 雅誠

再生時間:5分18秒

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最近では、シーカヤックや渓流でのカヌーが流行っています。楽しくカヌーに乗るためのレスキューについて一緒に学びましょう。

  • 転覆時の対処法
    転覆時は、カヌーに胸がつくくらい前傾し、腰の後ろに手を付いて両膝を伸ばして、前転の動きからカヌーを抜け出します。
  • 2、3艇でのカヌーレスキュー
    周囲に他のカヌーがいる場合は、転覆したカヌーの水抜きや再乗艇に協力してもらうと動作が安定します。
  • 後方乗艇とエスキモーロール
    後方乗艇は、カヌーの後方(スターン側)から乗り込む方法です。また、カヌーから抜け出さず、パドルと身体の動作でカヌーを復元するテクニックをエスキモーロールといいます。

※このページに掲載している動画およびクイズは、ウォーターセーフティー ニッポン(水の事故ゼロ運動推進協議会)が作成し、本サイトに掲載するのにあたりB&G財団が一部を改定いたしました。
なお、B&G財団が設立発起人の一端を担ったウォーターセーフティー ニッポンは、2014年3月に活動を終了いたしました。皆様のこれまでのご支援・ご協力に改めて厚く御礼申しあげます。