新規B&G海洋クラブの活動 埼玉海洋クラブと関東ブロック連絡協議会が指導員研修会で相互協力

新規海洋クラブの活動

埼玉海洋クラブと関東ブロック連絡協議会が指導員研修会で相互協力

日本財団助成事業

2021.07.16 UP

埼玉海洋クラブと関東ブロック連絡協議会が指導員研修会で相互協力

2021年7月10日(土)、越谷レイクタウン内にある大相模調節池(埼玉県越谷市)で、「関東ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会」と「B&G関東ブロック指導者会」の共催による指導員研修会が行われ、海洋センター指導員など15名が参加しました。

今回は新たな試みとして、2020年度に登録した「B&G埼玉海洋クラブ」の指導員が講師を務め、ハンザディンギーの体験乗船を実施。

ハンザディンギーは、安定性に優れ転覆の恐れがほとんど無いユニバーサルデザインのヨットで、障がいの有無に関わらず、幼児から高齢者まで、あらゆる方にヨットの楽しさを知ってもらうには絶好の器材です。

実際に埼玉海洋クラブでは日頃、下肢障がい者もこのハンザディンギーで帆走を楽しんでいるそうです。

ハンザディンギーを導入している海洋センターはまだまだ少ないのが現状ですが、今回初めて乗船した指導員は、

「こんなに手軽に操船できることに驚いた。ヨットに乗る機会がない地元の子どもたちにも経験させてあげたい」

「埼玉クラブの器材をお借りして、地元の遊水地などで体験会を開催してみたい」など、感想を口々に話していました。

埼玉海洋クラブが登録されたことで、障がい者や初心者でも安全・安心にセーリングを楽しめるハンザディンギーと、都市部のアクセスのいい活動水面を持つ新たな仲間が増えたということに加え、ハンザディンギーの特長や機能を体感することができ、参加者にとって有意義な機会となったようです。

実技研修後には、第二部として全国指導者会関東ブロック責任者の島田氏が動画や写真を交えて「水辺の安全教室」の指導案を説明し、指導方法・手順を再確認しました。

埼玉海洋クラブの指導員も同席し、“BG流”の安全教室を学びました。

今後、子どもたちの交流や器材の相互利用など、結びつきを強めて各センター・クラブの活動が活発化することを期待しています。

 

 

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