新規B&G海洋クラブの紹介(2020年度) B&G埼玉海洋クラブ

B&G埼玉海洋クラブ

日本財団助成事業

日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」のある街に海洋クラブが誕生!

 

今年度、新たに仲間入りした「B&G埼玉海洋クラブ」(埼玉県越谷市)をご紹介します。

 

埼玉海洋クラブのある埼玉県越谷市は、県南東部に位置し、旧日光街道第3番目の宿場町として栄え、宮内庁の埼玉鴨場やこしがや能楽堂など歴史と文化を有する中核都市で人口は約34万人。

活動拠点の越谷レイクタウンには、越谷市都市計画事業の一環として、地区中央に治水を目的とした大相模(おおさがみ)調節池が整備され、これに隣接して日本最大級のショッピングモールであるイオンレイクタウンや、見田方(みたかた)遺跡公園があり、周辺住民の憩いの場となっています。

 

海洋クラブの母体となる「特定非営利活動法人セイラビリティ越谷」は、2010年の設立以前から、街づくりに参加して大相模調節池(通称:レイク)の利活用を提案し、水辺のコミュニティづくりに注力してきました。

障害者や高齢者でも気軽に楽しめるユニバーサルデザインのハンザディンギーやカヌーを活用した体験会をはじめ、環境保全活動や生物観察会など、周辺住民や子どもたちに対し様々な水辺のアクティビティを提供しています。

 

緑溢れるレイクの周辺は地域住民の憩いの場になっています

 

 

きれいな水辺を残し、未来の越谷レイクタウンを創る子供たちを育てたい

海洋クラブ代表の久川さんは、「越谷の社会的共通資本を守り、次世代につなげていきたい」との思いから、越谷レイクタウンのまちづくりや水辺の環境整備事業にも携わり、特に環境保全活動に精力的に関わってきました。

その過程で、自然と一体となって楽しみながら心身を鍛え、人間形成にも効果的に寄与できるヨットというツールを活用し、社会で活躍できる人財を育てたいと私財を投じてハンザディンギーなどを購入。セーリングを体験した参加者や保護者から好評を得るとともに、越谷市やイオングループとの協力体制も構築。さらに活動をステップアップさせるために海洋クラブに登録することを決意したそうです。

 

登録後は、イオンレイクタウンと連携したレガッタ(ヨット大会)や体験会をはじめ、レイクを中心とした環境維持・保全や水質調査、水辺の生物観察など、多岐にわたる活動を展開する計画です。

埼玉県内はもとより関東近郊の海洋センター・クラブの指導者たちとも人的交流を深め、広域的に水辺の安全教育やマリンスポーツ活動を展開し、海なし県埼玉から積極的に発信していきたいという思いから、名称も「埼玉海洋クラブ」としています。

これからの活動展開に期待しています!

 

 

代表者コメント

  1. 久川 雅大 氏の画像

    B&G埼玉海洋クラブ

    代表
    久川 雅大

    海なし県でも、誰もが風や水辺を感じられる。そんな素敵な体験の中から、自然や人との繋がりの大切さを地域に広げていきたいと考え活動してきました。

    今後も体験活動を通じてルールやモラルの大切さを実感し、今までに交流の無かった人々とのふれあいにより人を思いやる心を育てることで、青少年育成事業を進めていきたいと思っています。

 

近隣の大学生がボランティアで指導補助

障害者体験会

南越地区カヌー教室

セーリング講習会

 

B&G海洋クラブはマリンスポーツ活動、水辺での環境学習や環境保全活動などの自然体験活動を通して、地域の子どもたちの健やかな成長を支援する組織(団体)で、現在の海洋クラブ数は全国293ヵ所。子どもから高齢者まで12,000人を超える海洋クラブ員が、各地でカヌーやヨットを楽しむと共に、水辺の安全学習やクリーン活動などを実施している。
マリンスポーツを中心に活動している団体に加えて、水辺の保全活動や環境学習を行う団体も登録できる制度へと変更し、さまざまな団体を仲間として迎え入れ、青少年の健全育成を共に推進する体制づくりを進めている。

 

新規海洋クラブについては、登録後、随時ホームページで紹介していきます。

 

新規海洋クラブの紹介

 

 

お問い合わせ先

B&G財団 事業部 海洋センター・クラブ課   TEL:03-6402-5314
住所:東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル 9F e-mail:center@bgf.or.jp

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