新規B&G海洋クラブの紹介(2020年度) B&G大崎わんぱーく海洋クラブ

B&G大崎わんぱーく海洋クラブ

日本財団助成事業

志布志湾に面した環境にやさしい町 鹿児島県大崎町に海洋クラブが誕生!

 

今年度新たに登録された「B&G大崎わんぱーく海洋クラブ」(鹿児島県大崎町)を紹介します。

「B&G大崎わんぱーく海洋クラブ」は、大崎町教育委員会が主管する海洋クラブとして、町から青少年の自然体験事業を受託しているNPO法人わんぱーくが、町と協働で活動を実施します。

 

鹿児島県大崎町は大隅半島東部に位置する、志布志湾に面した人口12,000人の町です。

大崎町では「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉に、27品目のごみの分別回収に取り組んでおり、「資源リサイクル率12年連続日本一」を達成している環境にやさしい町です。

 

2019年には町として「SDGs推進宣言」を行い、内閣府の「SDGs未来都市」にも選定されています。そのため、子どもの環境教育にも力を入れ、「海の豊かさを守ろう」のゴール達成に向け、河川の水質調査や水鳥コアジサシの繁殖に取り組んでいます。

 

また、町では夏休み期間中は小学校を開放して「遊びの学校」を実施。子どもたちは毎日のように学校に通い、自然学習、製作活動、料理教室など「遊び」や「体験」をキーワードにした様々なプログラムを行い、子育てをサポートする体制を整えています。

 

 

活動水面の大崎海岸は日南海岸国定公園内の一部で、白砂青松100選にも指定されたアオウミガメの産卵地としても知られる自然豊かな海岸です。

この豊かな海を地域の子どもたちにもっと体験させたいとの想いから、海洋クラブの設立を決意。これまでの環境学習や海遊びに加え、カヌー・SUPなどマリンスポーツ活動を取り入れ、活動の幅を広げることで、地元の海や自然への理解をさらに深めていく計画です。

豊かな自然を活かした体験活動と町全体で環境教育に力を注ぐ海洋クラブとして、今後の活動に注目しています。

 

 

代表者コメント

  1. 藤井 光興 氏の画像

    鹿児島県大崎町教育委員会

    教育長
    藤井 光興

    わんぱーくは、設立10年を超え、終始一貫青少年の体験活動による成長の支援を目的とし、登山やキャンプ場でのひとり寝体験、自然林を利用した巣箱設置、夏休みを活用した遊びの学校など様々な活動を実施してきました。今後も、大崎の自然を生かした体験活動を計画して子どもたちの生きる力を育てていきたい。

 

活動写真

開聞岳登山の様子

甑島キャンプの様子

沢あそびの様子

波止釣り体験の様子

 

B&G海洋クラブはマリンスポーツ活動、水辺での環境学習や環境保全活動などの自然体験活動を通して、地域の子どもたちの健やかな成長を支援する組織(団体)で、現在の海洋クラブ数は全国293ヵ所。子どもから高齢者まで12,000人を超える海洋クラブ員が、各地でカヌーやヨットを楽しむと共に、水辺の安全学習やクリーン活動などを実施している。マリンスポーツを中心に活動している団体に加えて、水辺の保全活動や環境学習を行う団体も登録できる制度へと変更し、さまざまな団体を仲間として迎え入れ、青少年の健全育成を共に推進する体制づくりを進めている。

 

新規海洋クラブについては、登録後、随時ホームページで紹介していきます。

 

新規海洋クラブの紹介

 

 

お問い合わせ先

B&G財団 事業部 海洋センター・クラブ課   TEL:03-6402-5314
住所:東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル 9F e-mail:center@bgf.or.jp

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