活動記録 2019年度 B&G地域海洋センター ブロック連絡協議会総会 開催
全国10ブロックで、センター関係者ら総勢900人超が出席
「地域の発展と未来担う子供たちのためにより強固な体制へ」
4月25日の東北ブロック総会を皮切りに、全国各地で開催された2019年度の「B&G地域海洋センター ブロック連絡協議会総会」は、5月30日の北海道ブロックを最後に、全国10ブロックすべてが終了しました。
各ブロックの総会では、エリア内の自治体首長および職員やセンター関係者らが一堂に会し、B&G海洋センターの現状や今後のあり方などについて協議。マリンスポーツにとどまらず、世代を超えた交流や地域コミュニティの場、また青少年の健全育成に寄与していくなど、海洋センターを広く活用していくため、自治体間の連携とより強固な体制づくりを進めていくことなどを確認しました。
出席者総数は921人。首長など自治体執行部の出席は、前年比5人減の202人となりました。全国に所在する海洋センターの合計数470のうち、454のセンターが出席、出席率は約97%に上りました。中でも、北海道、北陸、中国、四国の4ブロックは出席率100%を達成しました。
B&G財団の役職員も各ブロック総会に出席、財団事業の説明のほか意見交換に臨みました。
総会議事では、2018年度の活動報告と決算および2109年度の活動計画と予算などについて審議し、おおむね原案通り承認・決定されました。各ブロックとも、事業活動の報告などでは活発な意見交換がなされ、センター事業の取り組みに対する真摯な姿勢と今後の意気込みがうかがわれました。
各総会では、利用者の拡大に大きく貢献したり、事業で大きな成果を挙げたりした優良海洋センターに対し表彰を実施。情報交換会、分科会、指導者研修会なども開催し、今後の活動への絆を深めました。
各種表彰
「海洋センター施設別利用者数ベスト5」、「海洋センター施設別利用者人口比率ベスト5」、「B&Gチャレンジ」、「BG塾」など部門別にわけ、それぞれの優良表彰を行いました。
指導員研修会
指導者研修会は、10ブロック中8ブロックで行われました。
講義の共通テーマは「自然体験活動」。各ブロックともオリジナル性を持たせた講師を招き、講演や実技研修などを行いました。
四国ブロックでは、高松ヨット競技場で瀬戸内海をフィールドにシーカヤックガイドツアーを行っているFree Cloudの小前代表が講演とフィールドワークを実施、フィールドの危険個所の洗い出し方法やその回避策など、各海洋センターでもすぐに実施できる内容の講義となりました。
また、中国ブロックでは、元オリンピック競泳選手千葉すず氏を招き、講演と実技研修を行いました。総会翌日の実技研修では、「自然体験で役立つ水泳法」と題し、浜田市・福井誠記念館プールを利用して水泳での水のつかみ方などを指導、分かりやすい研修が行われました。
各ブロックとも新たな体制で、向こう一年間の活動に邁進するよう、よろしくお願いいたします。
2019年度ブロック連絡協議会総会 出席状況
ブロック | 開催日 | 出席数 | センター数 | 出席率 | 出席者数(人) |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 5/30(木) | 36 | 36 | 100% | 83 |
東北 | 4/25(木) | 63 | 66 | 95.5% | 112 |
関東 | 4/26(金) | 40 | 41 | 97.6% | 83 |
北陸 | 5/15(水) | 40 | 40 | 100% | 77 |
中部 | 5/10(金) | 71 | 73 | 97.3% | 145 |
近畿 | 5/16(木) | 43 | 45 | 95.6% | 76 |
中国 | 5/16(木) | 54 | 54 | 100% | 94 |
四国 | 5/9(木) | 28 | 28 | 100% | 93 |
北九州 | 5/22(水) | 45 | 48 | 93.8% | 86 |
南九州 | 5/23(木) | 34 | 39 | 87.2% | 72 |
総計 | - | 454 | 470 | 96.7% | 921 |