活動記録 東京2020応援プログラム B&G巡回写真展「スポーツのチカラ」を雲南市加茂B&G海洋センターラソンテで開催!

活動記録 東京2020応援プログラム B&G巡回写真展「スポーツのチカラ」を雲南市加茂B&G海洋センターラソンテで開催!

開催が来年に迫る東京オリンピック・パラリンピック競技大会。

B&G財団では、昨年7月から、地方での五輪ムードを盛り上げるため、B&G巡回写真展「スポーツの力」(共同通信社後援)を開催しています。

このイベントは全国470ヵ所に所在するB&G海洋センターのうち、22ヵ所で実施。施設の空きスペースに、過去のオリンピック・パラリンピックの名場面を納めた写真パネル50枚を掲示する写真展です。今年度最後の実施場所となったのは、テニスの錦織圭選手が通っていた雲南市B&G海洋センターラソンテ。同施設では、3月9日から18日にかけて写真パネルが掲示され、開催初日は多くの地元住民で賑わいました。

入口には写真展開催中の看板が設置されています

開催初日から地元住民で賑わったオリパラ巡回写真展「スポーツの力」。今月18日まで開催しています

参加者の感想

「こういった写真展では、テレビでは見逃してしまうような、切り取った瞬間が観れるのが嬉しいですね」
「今度のオリンピックは東京開催だから、少し遠いけど応援に行きたいねって家族でも話題になります。錦織選手も好きですが、陸上選手も格好良くて好きです(笑)」

 

「パラスポーツ体験会」で障害者スポーツの理解を深めよう

3月10日、写真展2日目は、併催イベントとして「パラスポーツ体験会」が開催され、約30名の地域住民が同施設の体育館に集まりました。

体験会では、日本発祥の共生型スポーツ「卓球バレー」のほか、パラリンピック競技として近年注目を集めている「ボッチャ」と「ゴールボール」の体験ブースを設置。島根県障がい者スポーツ指導者協議会の細井講師指導のもと、それぞれの競技を体験しました。

3種目のパラスポーツを体験し、ルールを学びました

 

ボッチャとは

ボッチャは、どれだけ多くのボールを的(白ボール)に近づけられるかを競う競技です。

まず、12.5m×6mのコートを作り、赤ボール6個、青ボール6個、白ボール1個を用意します。

そして、先行チームが白ボール(目標球)をコート内に投げ入れ、赤ボール6個、青ボール6個をそれぞれ投げ合い、白ボールに近づけます。

より多く白ボールに近づけた色が勝ちとなります。

カーリングに似た競技で、かなり盛り上がります

 

ゴールボールとは

ゴールボールは、相手ゴールに向かってボールを転がし、点を取り合う競技です。

18m×9mのコートを作り、アイシェードと呼ばれる目隠し、鈴の入ったボール1個、ゴールを各チーム1つずつ用意します。

各チーム3名ずつ自陣のゴール前に立ち、相手ゴールに入るようボールを転がし合います。

より多く点を決めた方が勝ちです。

転がってきたボールがゴールに入らないよう、体全体を使ってボールを止めます。
体験会では、ゴールの設置はありませんでした

 

卓球バレーとは

卓球バレーは、卓球台を使い、ネットを挟んで1チーム6名ずつが椅子に座ります。ピンポン玉を転がし、3打以内で相手コートに打ち返すスポーツです。

準備物は、卓球台1台(球が下を潜るようネットを設置)、椅子12脚、ピンポン球、人数分の板。

ネット下を潜るようにサーブを打ち、自陣に入ってきた球を3打以内で相手陣地に打ち返します。

自陣で球が落ちた場合、相手チームに加点され、先に15点を獲得したチームが勝ちとなります。これを計3セット行います。

ルールはバレーボールと似ており、球を落としたら相手チームに点が入ります

参加者の感想

「卓球バレーは、つい勝負熱が入ってしまうほど競技性が高くて、つい負けん気が出てしまいました(笑)」
「ゴールボールは、目隠しで何も見えなくて少し怖かったけど、ボールを止めることができると嬉しかった」
「ボッチャは、簡単に出来るし、作戦を立てたり出来るから面白かった!またやりたい!」

 

雲南市加茂B&G海洋センターをご紹介

今回、会場となった雲南市加茂B&G海洋センターラソンテは、2018年7月にリニューアルオープンした施設です。

以前までは、夏季限定プールと体育館が併設した施設でしたが、大規模な改修が行われ、通年利用可能な温水プール、トレーニングルーム、体育館を保有した施設に生まれ変わりました。

「ラソンテ」は、フランス語で「健康」という意味。同施設が市全域の健康拠点となるよう、市民から愛称を募集したところ、140件の応募があり、その中から「ラソンテ」が選ばれました。

新しくなった雲南市加茂B&G海洋センターラソンテ

  • 通年利用が可能となった温水プール

  • 設備が充実したトレーニングルーム

なお、同施設横には、島根県松江市出身のテニスプレイヤー錦織圭選手が通っていたテニスコートがあり、「Kコート」と名付けられ、多くのテニス愛好者が訪れます。錦織選手が小学生の頃に使用していたテニスラケットもロビーに展示されています。

錦織圭選手が使っていたKコートと使用していたテニスラケット

小野こなみ選手が獲得してきたトロフィーや賞状

また、施設の2階部分には、レスリング場があり、「B&G加茂レスリングクラブ」が毎週活動しています。

そこには、国内敵なしの最強小学生、小野こなみ選手が所属。彼女は、数々のメディアにも取り上げられており、2024年開催のパリオリンピックで活躍することが期待されている、今注目のジュニアアスリートです。

テニスやレスリングがお好きな方は、島根県を訪れた際、雲南市加茂B&G海洋センターラソンテに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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