活動記録 2018 B&G 障害者と健常者のヨット大会開催!

B&Gインクルーシブプロジェクト 2018 障害者と健常者のヨット大会開催!

夏の風をセールに受けて
2018障害者と健常者のヨット大会開催

別府市恒例 海の日のヨット大会

 7月15日(日)、16日(祝海の日・月)の2日間にわたり、大分県別府市にある北浜ヨットハーバーで、「2018障害者と健常者のヨット大会」を開催しました。

 この大会は、障害者も健常者も同じコースでヨットレースに参加できるとともに、初心者から日本代表を狙う上級者まで幅広いクラスの小中学生選手を対象としていることが大きな特徴。日頃の練習成果や参加者相互の交流、障害者も健常者も一緒にスポーツを楽しむことによるインクルーシブな社会の実現などを目的として「海の日」に行っています。

 今年で3回目となる本大会には、8県から13チーム72人(障害児1人を含む)の小中学生選手が参加しました。

  • ジュニアセーラーたちがヨットを海上で操船する様子

    2~4mの風の中、ジュニアセーラーたちが日ごろの練習の成果を競いました

  • ハンザを楽しむ参加者のおふたり

    体験会で使用するハンザクラスは障害者も安全に操船できるヨット

アンサンブル太陽による開会式オープニング演奏

 大会初日の開会式では、別府市の障害者支援施設である「太陽の家」とその関連企業の方々を中心に結成されている吹奏楽団「アンサンブル太陽」の皆さん17人からオープニング演奏をいただきました。

 演奏曲は、参加選手もよく知っている「勇気100%」、「名探偵コナンメインテーマ」の2曲。子供たちも手拍子で盛り上げ、大会の開会に華を添えていただきました。アンサンブル太陽の皆さんからは「目の前の子供たちがとてもしっかり演奏を聞いていて、とてもきちんとしていた」とコメントをいただきました。

アンサンブル太陽の演奏で盛り上がった開会式

レースにあわせヨット体験会も実施

 レース期間中は風が弱く、上級(Aクラス)と中級(Bクラス)は2日間で3レース、初心者(Cクラス)は、12レースを実施しました。またレースにあわせ実施したヨットの体験会には障害者18人を含む49人に参加いただきました。参加者からは「風を切って進むのがすごく楽しかったです」、「初めてヨットに乗って、乗り心地サイコーでした。また乗れたら乗ってみたいです」、「風の向きなどを実感できたりして、楽しかったし、勉強になりました」との声が寄せられました。

  • レクチャーを受ける子供たちの様子

    初心者もレースに参加できるよう、事前にレクチャーを実施

  • 「べっぷ優ゆう」によるクッキー販売の店頭の画像

    大好評だった「べっぷ優ゆう」によるクッキー販売

 また、ヨットハーバーでは、社会福祉法人べっぷ優ゆうによる販売コーナーを設置。施設で作っているクッキーや便せんなどの紙すき製品の販売を行いました。担当者の方からは「販売できる機会をいただき、とても感謝しています。また施設に通っている子供たちも初めてヨットに乗る体験ができ、とてもうれしい」との声をいただきました。

 販売されたクッキーは形や味に様々な種類があり、パンダの形やプレーン、ココア、ピスタチオ味など、見ているだけでとっても楽しく、選手の保護者からも大好評でした。

レース結果

総合順位
Aクラス
Bクラス
Cクラス
ハンザクラス
1位 幸野 翔太
(B&G別府海洋クラブ)
田村 咲樹
(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)
斉脇 侑祐
(B&G別府海洋クラブ)
塩谷 太郎
(B&G直入海洋クラブ)
2位 藤原 優咲
(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)
尾崎 剛輝
(B&G松山海洋クラブ)
斉脇 倖祐
(B&G別府海洋クラブ)
3位 濵田 登羽
(北九州ジュニアヨットクラブ)
岩下 尚賢
(鹿児島ジュニアヨットクラブ)
大坪 築
(B&福岡ジュニアヨットクラブ)
最終成績一覧 PDF PDF PDF
  • Aクラス表彰

  • Bクラス表彰

  • Cクラス表彰

  • 西日本豪雨災害の緊急支援募金活動も行い、7,454円の募金が集まりました

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