活動記録 2017年度 B&G地域海洋センター ブロック連絡協議会総会 開催
活動記録 2017年度 B&G地域海洋センター ブロック連絡協議会総会 開催(日本財団助成事業)
誰もが使える憩いの場へ連携強める取り組み 全国10ブロック 878人参加
今年度のB&G地域海洋センターブロック連絡協議会総会は、4月20日の東京で開かれた関東ブロック総会から5月23日の北九州・南九州ブロック総会まで、全国10ブロックすべてが終了しました。昨年は4月に起きた熊本地震のため、南九州ブロックで総会が開けず、2年ぶりに全ブロックで開かれました。海洋センターをスポーツ振興の場だけでなく、誰もが使える憩いの場にしようと、ブロックの連携を強める取り組みに向けて、情報共有や関係者のつながりを深めるものとなりました。
総会では、平成28年度の事業報告や今年度の事業計画が承認・決定されました。B&G財団の事業説明も工夫を凝らし分かりやすくしました。また各種表彰などを行い、海洋センターの活動を称えました。
総会出席を重視した取り組みにより総数で878人の自治体関係者が参加しました。首長など自治体執行部の出席は、南九州ブロックが休会した前年度比で45人上回る201人。自治体出席率は北海道、北陸、四国、北九州の4ブロックは100%、全体でも96.7%となりました。総会にはB&G財団から梶田功会長(写真=5月11日、近畿ブロック)、管原悟志専務理事、古山透常務理事のほか関係者が各ブロックに出席して、分科会による試みも行い意見交換をしました。
南阿蘇村長から熊本地震復興支援に謝意 昨年休会した南九州ブロック
熊本地震の復興支援に対し、南阿蘇村の吉良清一村長は「震災直後から、義援金、ボランティア派遣など大変多くの方々に支援していただき、大変感謝しています。現在も140世帯が仮設住宅での暮らしを強いられているほか、交通網の復旧にもまだまだ時間がかかります。これからも復興に向け頑張っていきたい」とお礼を述べました(5月23日、南九州ブロック総会)
各種表彰および決定書の授与
各種表彰として、「海洋センター施設別利用者数ベスト10」、「全国指導者会・会長賞」、「優良海洋センター表彰」、「B&Gチャレンジ」、「クリーンフェスティバル10年連続実施センター表彰」のほか、海を守る植樹教育事業実施支援決定書の授与式が行われました。
指導員研修会 楽しみながら真剣に
総会に併せて6ブロックで指導員研修会が開催され、地元で汗をかく指導者たちが学びました。障害者を受け入れる考え方、車いすバスケ、ボッチャ講習会、演劇ワークショップ、水泳におけるチームづくりとトレーニング、障害者カヌーへの対応など座学と実技を組み合わせたものでした。
近畿ブロックの指導員研修会(5月11日、滋賀県日野町立日野公民館)には31人が参加。健常者も楽しめる障害者スポーツである「ボッチャ」を学びました。重度の脳性まひや四肢に障害がある人のためにヨーロッパで考案されたスポーツ。ジャックボールと呼ばれる白い球に赤、青それぞれ6球ずつのボールをどれだけ近づけられるかを競います。
総会後の情報交換会や交流会で、更にB&G財団と地域との結束を強めた
地元の出し物が披露され、中国ブロック・岡山県奈義町の「歌舞鼓音座」と南九州ブロックでは南さつま市内山田保育園児が太鼓を演奏しました。歓迎する南さつま市の本坊輝雄市長は「縁あってここに集っています。B&Gの活動を通して、地域の子どもたちのために力を合わせて頑張っていきましょう」とあいさつしました。
2017年度ブロック連絡協議会総会 出席状況
ブロック | 開催日 | 市町村数 | 出席 自治体数 |
出席率 自治体 |
出席者数 |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 4/27(木) | 34 | 34 | 100% | 81人 |
東北 | 4/27(木) | 58 | 51 | 87.9% | 112人 |
関東 | 4/20(木) | 37 | 36 | 97.3% | 80人 |
北陸 | 4/26(水) | 31 | 31 | 100% | 70人 |
中部 | 5/12(金) | 59 | 58 | 98.3% | 131人 |
近畿 | 5/11(木) | 37 | 36 | 97.3% | 82人 |
中国 | 5/18(木) | 40 | 39 | 97.5% | 86人 |
四国 | 5/8(月) | 23 | 23 | 100% | 82人 |
北九州 | 5/23(火) | 34 | 34 | 100% | 76人 |
南九州 | 5/23(火) | 37 | 35 | 94.6% | 78人 |
総計 | 390 | 377 | 96.7% | 878人 |