活動記録 第9回 B&G全国サミット 開催!

活動記録 第9回 B&G全国サミット 開催!(日本財団助成事業)

変化する海洋センター!! ~地域のオリジナリティを生かして~

 2017年1月24日(火)、笹川記念会館(東京都港区三田)において「第9回 B&G全国サミット」を開催。369市町村から過去最多となる223名の現職首長を含め、683名の自治体関係者が出席しました。

 会議では、日本財団 笹川陽平 会長による特別基調講演をはじめ、海洋センター活用事例の発表や「平成28年熊本地震」への支援、復興状況の報告などが行われ、最後に「オリジナリティを生かした魅力ある地域づくり」を新たに盛り込んだ第9回「 B&G全国サミット」共同宣言が全会一致で採択されました。

369市町村から223名の現職首長を含め683名の自治体関係者が出席しました

特別基調講演「『トランプ大統領就任式』に参加して」
日本財団 笹川陽平 会長

 今回の特別基調講演は、前々日アメリカから帰国した笹川陽平会長により、急きょ演題を「『トランプ大統領就任式』に参加して」に変更。「アメリカの大統領が代わったからといって一喜一憂せず、この不確実性の時代にあっても世界になくてはならない尊敬されるべき国として、日本は自信を持って行動すべきである」と話されました。

急きょ演題を変更して特別基調講演を行った、日本財団 笹川陽平 会長

事例発表~変化する海洋センターの取り組み~

 2つの自治体の首長が、海洋センター活動の事例発表を行いました。

「世代を超えて愛される地域密着型温水プールの誕生」
             兵庫県宍粟市 福元晶三 市長

 すべての市民が利用しやすい海洋センターをめざし、ユニバーサルデザインに配慮した温水プールへの建て替えを実施した経緯を紹介。

宍粟市 福元晶三 市長

「B&G海洋センターを拠点とした地域づくり
          ~スポーツ・教育・観光の融合~」
             岐阜県中津川市 青山節児 市長

 地域活性化をめざして展開しているスポーツを通じた住民の健康づくりや、観光イベントとのコラボレーションを紹介。

中津川市 青山節児 市長

平成28年熊本地震への支援・復興状況

 全国の海洋センターから寄せられた支援物資を、熊本県連絡協議会ならびに熊本県指導者会の協力のもと、全国各地からボランティアで参加したB&G指導員によって被災地に届けられた経緯を紹介。

 また、被災された海洋センター所在自治体からは災害復興の状況が報告され、被災4自治体の首長、教育長が「くまモン」とともに復興に向けた決意を表明しました。

  • 被災地への支援を報告

  • 4自治体の首長、教育長と「くまモン」

共同宣言

 共同宣言では、第8回大会までの7項目に加え、新たに「オリジナリティを生かした魅力ある地域づくり」が盛り込まれました

  • 「B&G全国サミット」共同宣言

    一、海洋センターとの連携
    一、施設の運営と管理
    一、積極的な事業の推進
    一、情報・ノウハウの共有
    一、環境・防災・水辺の安全教育の推進
    一、「東日本大震災」の復旧・復興
    一、災害時等における相互応援
    一、オリジナリティを生かした魅力ある地域づくり

優良海洋センターの表彰

 今年度の海洋センター活動における「特A」から「E」までの6段階評価のうち、「特A」、「A」評価を受けた優良海洋センターを発表。10年連続「特A」となった4自治体が代表として表彰を受けました。

  • 左から、栃木県芳賀町 上野副町長、岐阜県八百津町 金子町長、B&G財団 梶田会長、島根県雲南市 速水市長、山口県周防大島町 椎木町長

  • 会場のロビーには、10年連続「特A」評価を受けた4つの自治体の物産コーナーが設けられ、地元の品々がPRされました

  • 日本財団パラリンピックサポートセンターもブースを設け、「ボッチャ」競技などの説明を行いました