指導者の養成に関する事業

平成25年度B&Gレベルアップ研修会 水泳実技
水辺の事故を防ぐノウハウを学ぶ

指導者の資質向上のために

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7県13海洋センターから18人が参加

 平成25年10月7日(月)から8日(火)の2日間、平成25年度B&Gレベルアップ研修会(水泳実技)を、静岡県浜松市天竜B&G海洋センターで開催しました。
  今回の研修会には、山梨県、静岡県、岐阜県など7県から18人の指導者が参加。初日は、着衣泳の指導法、2日目は、成人対象の水泳教室の指導法などを学びました。

 この研修会は、B&G財団が、B&G地域海洋センター・海洋クラブの指導者の資質向上を図ることを目的に、ヨットカヌー・水泳の種目別に毎年実施しているものです。

着衣泳や水泳指導のポイント学んだ2日間

 研修会初日は、日本大学文理学部教授で同大学水泳部統括コーチでもある野口智博先生の「着衣泳指導法について」と題した講義からスタート。溺水の定義からはじまり、溺水のシミュレーションなど、動画を交えながら分かりやすい講義を行っていただきました。講義後、実際にプールに入って実技を実施。ペットボトルの持ち方や背浮きのコツなど、着衣泳を指導する際のポイントを詳しく教えて頂きました。

 2日目は、開催場所でもある浜松市天竜B&G海洋センターの植田重好所長による「成人クラスを指導する際の留意点」の講義後、実際にプールに入り、B&G財団職員の指導のもと水泳指導について重要な点などを学びました。

 参加者からは、「子供たちに着衣泳を体験してもらうことで、水辺の事故を少しでも減らしたい」「実践的な研修内容なのですぐに教室で使える」などの声があがり、それぞれが充実した2日間を過ごせたようです。

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講師は、日本大学文理学部教授野口智博先生。オリンピック選手の育成にも貢献しています

画像初日は着衣泳指導法についての講義からスタート。動画を使った分かりやすい内容でした

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ペットボトルを使っての背浮き。

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長年の水泳指導から導き出された水泳理論、水泳の本質について話す浜松市天竜海洋センター植田所長

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B&G財団職員による幇助法の確認。皆さん、真剣なまなざしで聞き入っていました

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閉講式で、参加者を代表して修了証を受け取る山梨県甲斐市双葉海洋センター石井さん

参加者の感想

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着衣での背浮きに挑戦する松下さん(右)

静岡県浜松市三ケ日B&G海洋センター 松下 佑多 さん
着衣泳のポイントや一連の流れをとても分かりやすく教えてもらえて良かった。水泳指導の研修は、新しい考え方を聞いて、なるほど思うところもあり、地元の水泳教室で活かしたい。

長野県飯島町B&G海洋センター 曽我 弘恵 さん
来年度の水泳教室は今までより少し自信を持ってできそうです。今後活動していくうえで良い刺激になりました。

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