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南部町立名久井小学校(青森県)の
「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」の取り組みについて

◆青森県初!名久井小学校が、「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」を授業に導入
 南部町は、町の東北部を1級河川馬淵川(まべちがわ)が東西に、支流である如来堂川(にょらいどうがわ)が南北に貫流している水辺の町です。町には、4つの小学校がありますが、名久井小学校は、如来堂川がすぐ近くを流れるというまさに水辺の小学校!!
 そこで、 同小学校では、3年前の「総合的な学習の時間」の本格的導入にあわせて、如来堂川の生物調査をスタートしました。今年度は、新しい風を入れようと、本プログラムを導入し、B&G財団や名川町B&G海洋センターの職員などが、外部講師として授業に参加。プールでのカヌー体験や着衣泳などの安全教育も行い、より安全に、いろいろな生物調査などをしていきます。

如来堂川 

  岩手県九戸郡軽米町と同県二戸市の境にある猿越峠付近に水源を発し、北流して青森県南部町へ入り、同町下名久井で馬淵川に合流します。馬淵川、如来堂川ともに蛇行しており、大雨で川がはんらんすることもありますが、川沿いの平地は水田地帯、丘陵地はサクランボやりんごなどの果樹園が広がり、イメージは、『春の小川♪』のような感じです。

◆年間予定表(小学4年生) 「マイ如来堂川」
項目をクリックすると活動報告が見れます !
  テーマ学習
4月
鮭の放流事業に参加しよう 馬淵川さけ・ます増殖漁業共同組合の協力でサケの稚魚を放流。サケの生態(捕獲⇒受精⇒ふ化⇒飼育⇒放流)について学習。
5月
如来堂川をきれいにしよう 馬淵川と如来堂川の合流付近のクリーン活動を実施。川をきれいにするともに、「どんなゴミが多いか」「どこからゴミは来るのか」などを調べた。
6月
着衣泳 夏に向けて、水辺で溺れた際の対処法や溺れている人の救助法について学習した。
7月
如来堂川の生き物を調べよう
9月
カヌー体験を通して水に親しもう
ペットボトルでトラップを作ろう
10月

如来堂川の生き物を調べよう その2 

サケのふ化体験に挑戦しよう
1月
サケの稚魚を育ててみよう
2月

班ごとに分かれて、今までの活動をまとめてみよう

3月 調べて、まとめたことを発表しよう


名久井小学校 4年生担任:高橋 祥子 先生

「1年間を通して、安全に如来堂川を調査していきたいと思います。このプログラムを実施することで、水に親しむことはもちろん、郷土愛も育ってほしいです」

●私たちが、高橋先生と協力して、本プログラムをサポートしていきます。

名川町B&G海洋センター:上田 隆昭 さん(名久井小学校出身)

「僕が小さい頃は、如来堂川で泳いだり、遊んだりしました。今は、川で遊んでいる子供たちを見ることがあまりないので、これを機会に、川に遊びに来て欲しいと思います。もちろん、安全面に気をつけて!」

B&G財団 事業部海洋教育課 :東條 剛之

「水辺の活動は、五感を刺激し、感動や新しい発見の機会を与えてくれます。誰でも、一度は『ト ムソーヤ』や『ハックルベリー』、最近は「ハリーポッター」の冒険を夢見た時期があると思い ます。そんな冒険心をくすぐり、安全教育もしっかりとできるよう、全力でサポートします」

「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」TOP画面
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