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  「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」名久井小学校(青森県南部町)実践記録〜6月編〜

「服を着ていても、浮くことができるんだね!」
夏を前に「着衣泳教室」を開催


 
名久井小学校では、3年前の「総合的な学習の時間」の本格的導入にあわせて、学校の近くを流れる如来堂川の生物調査をスタートしました。今年度は、着衣泳などの安全学習に力を入れようと、「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」を活用し、より安全に、水辺での調査などをしていく予定です。

 6月17日(金)には、B&G財団職員2名が外部講師で参加し、4年生36人が、“安全学習プログラム”の一つである『着衣泳』を体験しました。同小学校では、毎年5・6年生が「着衣泳体験」を行っていますが、4年生が体験するのは初めて。 当日は水温が低めでしたが、こども達は笑顔で、「水がいきなりガバって入ってきて、ビックリした!」「服が重〜い」など、初めての体験に驚きの声を上げていました。
 自らが 5・6年生への着衣泳の指導をなさる湊校長先生は、「こども達がこのプログラムを体験することで、水辺を怖いものから、親しみのもてるものへ、意識を変えて欲しい」と話していました。
 

着衣泳をする子どもたち 「浮き身」の練習。初めは、講師の補助付きでチャレンジ
(1)講義、(2)着衣泳、(3)救助法、(4)ふりかえり	 着衣泳とは、衣服を着た状態で浮いたり、移動したりする動作です。今日は、万が一の事故に備えて、落水体験・浮き身・移動・救助を体験しました。
スライドを鑑賞

まずは、川での安全についてスライドを使って、学習しました。

「おぼれてしまったらどうするか?」「おぼれている人を発見したらどうするか?」などを、みんなで考えました。


ビート板を使って泳ぐ子どもたち   着衣泳スタイル   落ちる先で補助をするスタッフ
この日が、今年初めてのプールの授業ということあり、水なれの時間を多く取りました。   着衣泳スタイルに変身
水着の上に、ジャージを着用。さらに、運動靴も履きます。
  着衣での落水体験。水に抵抗のある児童は、落水も怖がりますので、スタッフが補助につきます。

上を向いて浮く様子   ライフジャケット着用   ライフジャケットを着て浮く様子
着衣泳の基本動作背浮きをマスター。洋服を着ていても、浮くことにみんなビックリ!   続いて、ライフジャケットを着用。初めてのライフジャケットに気分はドッキドキ。   ライフジャケットを着用しての浮遊体験。


説明を受ける子どもたち   手を上げる子どもたち
児童たちはプールから上がり、身近な道具を使う救助法の説明を受けました。   実際に代表者が救助法を体験する場面では、みんなが立候補!!
 「1年間を通しての体験が、皆さんの生きる知恵となります!」
挨拶の様子   ビデオ鑑賞
B&G財団の広渡専務がみなさんに「1年間を通しての体験が、皆さんの生きる知恵となります。積極的に活動してください」と挨拶しました。   ふりかえりとして、着衣泳のポイントをまとめたビデオを鑑賞しました。自分たちが体験したばかりのことなので、真剣な眼差しです。

話し合い  授業終了後には、このプログラムをもっとよいものにしようと、名久井小学校の先生・名川町B&G海洋センター上田さん・B&G財団東條で反省会と今後の方針について話し合いを行いました。

 7月には、ゲストティーチャーをお呼びして、如来堂川の生物調査を行います。どのような生物が生息しているのか、お楽しみに!



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